アスキー・メディアワークス発行のライトノベル専門誌。 偶数月10日発売。同社の電撃文庫に対応する雑誌。雑誌コード16399。
2007年12月10日、「電撃hp」誌を引き継ぐ形で「プロローグ1」を刊行。2008年2月10日、「プロローグ2」刊行。2008年4月10日、正式に創刊号(5月号)を刊行。
たとえ戦場であろうとも、彼らの青春は確かにそこに在った――。 絶死の戦場で、行き着いた安息の中で、再び舞い戻った戦場で、初めて足を踏み入れた雪の王国で。戦友と、兄弟と、恋人と、家族と。共にテーブルを囲み。盃を酌み交わし。時には、互いの誕生日を祝いながら。 戦うことのみが日常と定められたシンやレーナたちに訪れる、平和なひととき。どうか明日も、こんな穏やかな時間が彼らに訪れますように。そう願わずにはいられない、ささやかな幸せを詰め込んだ、もう一つの『86』がここに。 店舗特典SSやフェア限定SS、電撃文庫MAGAZINEなどに掲載された短編。さらには著者・安里アサト書き下ろし短編も多数収録! 店舗…
今回は4月電撃文庫・PASH!文庫・二見サラ文庫・DREノベルス・カドカワBOOKSの新刊感想まとめです。内訳は電撃文庫が続刊3点、新作3点、PASH!文庫が新作2点、二見サラ文庫続刊1点、DREノベルスが続刊2点、新作1点、カドカワBOOKSが新作1点の計13点になります。気になる本があったらこの機会にぜひ読んでみて下さい。 ※紹介作品のタイトルリンクは該当書籍のBookWalkerページに飛びます。 86―エイティシックス―Alter.1 ―死神ときどき青春― (電撃文庫) 86-エイティシックスーAlter.1 -死神ときどき青春ー(13) posted with ヨメレバ 安里 アサト…
書籍化されていない書き物やエッセイ、インタビュー、出演記録などです。上に行くほど新しいものです。(一部、リンク切れが発生している箇所があるかもしれません) ダークサイドミステリー「学校の怪談」子どもがささやく怪異の闇 www.nhk.jp NHK BSプレミアムで2023年4月6日に放送された「ダークサイドミステリー「学校の怪談」子どもがささやく怪異の闇」の回に、スタジオゲストとして出演しました。 *** 『すごい科学で守ります!』のここがすごい! 峰守ひろかず(小説家) nhkbook-hiraku.com 漫画家の長谷川裕一さんが東映特撮ヒーロー作品の世界観を考察したシリーズ「すごい科学で…
レビュー続き、前回まではコチラ saize-lw.hatenablog.com saize-lw.hatenablog.com 読んだ女性主人公ラノベリスト(再掲) 女性主人公ラノベレビュー【3/4】 入間人間いつもこんなん書いてる 終末世界×おねロリ×二人旅 義務による生成物 活躍予定だったキャラの輝き 軍事系戦闘美少女アニメの一番面白い話数のところ 邪道魔法少女と特撮の合いの子 禁断の恋愛のその後 最高のバッドエンド 「陸の孤島での殺戮サイコホラー」の怪物側 美少女尊厳凌辱だぜ! 能力がクソエグい割に百合がクソ軽い さすがに一時代 お嬢様二人でバディ組んでもいいんだ 読んだ女性主人公ラノベ…
人知を超越した超天才 数多の天才と呼ばれる小説家の中でも、野﨑まどは最強候補の一人だと思ってしまう。というのはそう思わざるを得ない天才的な作品を連発しているからである。作風の幅が異様に広く、SFを中心としながらも様々なジャンルの作品を発表しており、作品によっては本当に同一人物が書いたのか疑わしいくらいに内容にギャップがあったりするのだから驚かされる。 アニメの脚本やアンソロジー編纂もするなど本当に多才なので。どの作品にどの媒体で触れるかによって、野﨑まどの印象が大きく変わるかもしれない。そんな人知を超えた天才である野﨑まどについて、作品をランキング形式で紹介していく。 こんなイメージということ…
給食争奪戦 (電撃文庫) 第20回電撃小説大賞<電撃文庫MAGAZINE賞>受賞作。小学生を登場人物とした4つの短編と、最後の1編はそれまでのストーリーで登場してきたキャラクターたちが高校生となって活躍する、全5編の群像小説。表題作「給食争奪戦」は年一回の究極の給食デザートであるケーキをめぐって、一人の少年がクラスのボスに挑む話だ。小学校の教室であれほどの政治的やりとりが行なわれる様はちょっと想像しがたいが、「給食」を扱った小説というのがまず新しく、それだけで十分面白い(※)。 他の収録作は、金目のものを要求されるいじめられっ子のために、万引きを働いてその子の机にこっそり入れておくという義賊(…