「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」という名の法案が31日に参院本会議で成立しました。この法案はその名に原発という言葉を使わず原発推進を国策にするものです。野党の維新の会、国民民主党も賛成しました。国民民主党は「連合」の電力総連、電機連合など原発に賛成する大産別組合を支持基盤として「野党」のなかに存在しながら与党を支えています。 同一原子炉が60年を超えて運転できるようになります。認可するのは原子力規制委員会から政府経済産業省に代わります。要は運転期間を延長するという判断を、規制する立場の機関ではなく推進する立場の政府が行うことになるということです。福島第1原発の事故処理の…