まったく相反する2つの感情が情事に現れることってありませんか? 自分の中にふたりの自分がいる感覚とか。 自己肯定感が低いとき「自分の中で対立が起きる」という感覚になってしまいます。 これを心理学用語で「アンビバレンス」と言います。 「好きと嫌い」が両方存在する状態です。 ----------------------あなただけじゃなく相手も愛憎の狭間で苦しんでいる---------------------- 芥川龍之介という明治の文豪が「鼻」という小説の中で、人間が持つアンビバレンスな感情を上手く表現しています。 「人間の心には互いに矛盾した二つの感情がある。誰でも他人の不幸に同情しないものはな…