日本らしいと言えば日本らしいのかもしれないですが、国内企業大手が選びつつある、世界市場での生き残り策が「黒子に徹する」ことで、再興をめざす企業が増えているというニュースを見て感じたことを書きますが、思い返してみれば日本は戦前と戦後では姿勢が大きく変わったといえなくもないでしょう。 第一次世界大戦期には、日本は直接関わらなかったことや、経済・産業が上り調子で、この当時は子の国力で世界にも影響力を高めつつあり、その勢いで世界制覇を目指したのでなく、アジア経済圏のリーダーとして、欧米とも競争できる理想のアジア市場を作ろうとした、主役的な時期があったのです。 しかしその一環で中国を制定する際に、共産主…