このところ、大都市近郊での震度5,6クラスの地震が多いようだ。豆知識として、 おおよその震源までの距離の推測方法を説明しよう。とても簡単だ。 はじめに地震の揺れの名称から確認しておく。最初に来る縦の揺れがP波=primary wave。次に来る横の揺れがS波=secondary wave P波を縦波といい、S波を横波ともいう。 P波の伝播速度は毎秒6~7キロ S波の伝播速度は毎秒3.5~4.5キロメートルなので、震源の距離はザックリ計算できるだろう。つまり、P波で縦揺れ来た後、n秒でS波の横揺れがくるとするれば、 距離D=2.5キロ/秒 ×n秒例えば、6秒だったら、15キロくらい離れた地震だと…