仏間に いるな… いるんだ やっぱり ネズミのこと… あのまま? 行ったり来たり? 壁の内側で 出れなくなった?? わかんない… とにかく 壁の空隙にいて なにやら 懸命に 1㎝! を 自分の頭が ぎりぎりで すり抜けられる そんな 明かり を 探してる らしい 隙間 あれば 遭遇する… 確実に どきどき… ため息 いや 深呼吸 と 言おう… わたし その 仏間で こうして 書いてる 祈るとき 休むとき なにか ひとつ を お針で 救うとき… 座るとき は いつも 仏間にいる もう いまさら なのだった… なにしろ わたしは ここを わたしの 僧堂 山の奥の 草庵 と おもい 一日 祈り 一日…