青ヶ島は、伊豆諸島で人が住んでいる最南端の島。
島内全域が、東京都青ヶ島村に属する。
島の産業は、塩(ひんぎゃの塩)、青酎、黒毛和牛、漁業など。
北北西−南南東3.5km、西南西−東北東2.5kmであるが、これは海面下の基底15km×8km、海底からの比高は1100mの火山の頂上部であり、北部の黒崎火山とそれを覆う南部の主成層火山の2つの火山体で構成されている火山島である。
主成層火山の頂部には直径約1.7×1.5kmの小カルデラ(池之沢火口)があり、その中に中央火口丘の丸山火砕丘がある。
このため、島の外周部は、高さが50mから200m程度の切り立った海食崖でとり囲まれており、平地や砂浜はない。