1970年代に2本の映画を撮り、第1回監督作品から50年、企画が上がっては消え、ついに第3作を撮らずに1月31日旅立ってしまった、長谷川和彦監督、通称ゴジ。 享年八十。1976年「青春の殺人者」 第50回キネマ旬報ベスト・テン1位、日本映画監督賞(長谷川和彦)、脚本賞(田村孟)、主演男優賞(水谷豊)、主演女優賞(原田美枝子)水谷豊・原田美枝子主演 中上健次の短編小説『蛇淫』を原作としたこの映画は、親殺しの前半と両親の死体を海に捨ててからの順(水谷豊)とケイ子(原田美枝子)の放浪のコントラストが良い。 原田美枝子は「蛇淫」と呼ぶには幼い感じだけど、当時17歳とは思えぬ肢体で初めて見た時はドキドキ…