このシリーズを観ていると、「結局この子は何者なんだ?」と頭に残り続ける存在がいる。そう、霧島透子。物語の核心に触れているのに、はっきり説明されきらない不思議な立ち位置のキャラクターだ。 今回はそんな霧島透子の“正体”を、作品の描写を軸に整理しながら考察していく。ネタバレ込みなので、未視聴の人はここでいったん止まってもらえたらと思う。 まず結論から:霧島透子は「思春期症候群そのものの化身」に近い存在 作中で霧島透子は、特定の一人の人間というよりも、現象側の存在として描かれている。 彼女は誰かの身近な人間として生活しているわけではなく、・必要な場面にだけ現れる・状況を理解しきっているような振る舞い…