理系で反戦主義である自分の好きな東条英機の逸話がある。 数学の学徒たちを動員したオペレーションリサーチを当時の日本でも組織していた。「内閣戦力計算室」だ。 ある日、内閣戦力計算室に東条が登場する。 その日、帝国の大勝, やや有利で勝利, 半々で引分け, やや不利で敗北, 惨敗の場合を想定したレオンチェフの表を廊下まで貼っていた。東條は橋本に「今の日本はどの表に該当するか」と質問した。橋本は躊躇せず惨敗想定表を指し、現在の日本はこの表の通りと回答した。激怒した東条は計算室を即日閉鎖し、橋本室長を仙台に左遷した. 詳細はこちらのブログをお読みいただきたい。 一般には東条英機の無知と非合理を示す逸話…