久しぶりに友人と会う。今日は静岡県立美術館に行ってきた。 大改装を終えた県立美術館は、次の企画展の前に、がらんどうの美術館を見せるという面白い企画展を行っている。今は常設作品も無くて、芸術作品といえば屋外展示や別館(ロダン館)の彫刻だけ。そのせいか入館料は破格の300円。もちろん、ただの空き部屋を見せるだけではなくて、照明や展示方法の工夫、スタッフの苦労と気配り、美術館のハードウェアについての解説などが盛りだくさんではあるが、でもとにかく美術館なのにアートが無くて300円。 人によっては高いと思うかもしれない。そういう感想のブログも読んだ。でも僕は存分に楽しめた。 元より、バックヤードツアー的…