ちょっとこの感情をどこにぶつけていいのかわからないほどです。 現在ではもう感動するラブストーリーなど観ることはできないのではないかと思っていました。確かにこの物語自体の時期は昔(1920年代)のものではありますが現代にこうして蘇らせられ観る者の胸を強く打ってくるのです。 以下ネタバレしますのでご注意を。 ラブストーリーと言いながら金子文子と朴烈は一度のキスも抱擁もむろんセックスの場面もありません。 なのに二人は出会ったとたん恋に落ち互いだけを愛するようになるのです。 若干文子のほうが積極的というよりも強引に朴烈に挑みかかっていくのですが朴烈はそんな文子の無茶苦茶でやや狂気にも思える恋慕をしっか…