真面目な印象が強いクラシック音楽にも、 実は不真面目な「冗談」が扱われることもしばしば。 古典的な作品ならば、モーツァルトの「音楽の冗談」が真っ先に思い浮かびます。 この作品について、なかなか詳しい論文が見つかりましたので、以下に貼り付けておきます。 www.unii.ac.jp この作品、18世紀の社会ならば、聞いてみんな笑い転げていたのかもしれませんが、 現在の社会で、果たしてこの作品の「冗談」は通じるのか、私は疑問を抱いていました。 私自身はこの作品を知った時は笑い転げていましたけど、 この作品を音楽教員になったばかりの時に鑑賞教材に取り上げたら、 生徒たちはまったくこの作品の「冗談」に…