音階
高さが異なる複数の音からなる規則的な配列。周波数が2倍の関係にある2音の音程を1オクターブとし、その間を音律により区切ったもの。音名・階名、楽譜などで表現される。
西洋音楽では1オクターブを12等分した音階から規則的に7音をとった長音階や短音階が用いられてきた。
中世にはグレゴリオ聖歌などの教会音楽にイオニア、ドリア、フリギア、リディア、ミクソリディア、エオリア、ロクリアの音階(旋法)が存在し、そのうちイオニア、エオリア音階が近代に至ってそれぞれ長音階、短音階に集約発展していった。
日本の音楽にも律音階、呂(りょ)音階、陽音階、陰音階、民謡音階、都節音階、律音階、琉球音階などの概念が存在する。
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