ソニックユース。最初に聴いたのは、まだ独身時代江古田に住んでいた頃だ。貸レコード店から借りてきたのが「BAD MOON RISING」彼らの3作目です。当時デビューアルバムって勝手に思ってましたが、何故だ?笑聴いて、何じゃこりゃ!?松田優作風に思ったが、結局しっかり刻まれた。今も、心の友。こいつらを聴いていると、自分の音楽が何と小さく、細かく、全体の塊がないのだろうと反省する。彼らのこれでもかというだらし無さ。だらしのないことが何だかカッコ良くなっちゃっている。個人的には、だらしなさの象徴「キム・ゴードン」が好きです。独特な調子っぱずれな音、繰り返される卑猥でやる気のなさそうなヴォーカル。少し…