昔読んだ時、たぶん後半部分がよくわからなくて、ほぼ記憶がない「順列都市」である。 ただ、よくわからないながらも、スゲー!と思ったことだけ覚えている。私は自分には理解や想像が及ばないものがいちばん面白いと思う。そう考えると、この世には面白いもんいっぱいあるな。 というわけで、イーガン読書会2回目でした。今回は私含めた6名の参加。未読は1名のみ(でも大体読んでた)。相変わらず、知り合いのみの会なのでわちゃわちゃ意見が飛び交って楽しい。 初期イーガンの作品なので、「白熱光」に比べると粗い描写が多く、内容も色々なアイディアをポンポン出していくスタイルで、それぞれのつながりが希薄でまとまりがない。 特に…