須田一政

津軽 / 富谷昌子 / Hakkoda, 2013年 / 日本/英語 / 205x200cm |/ 80ページ / | モノクロ/ ハードカバー / は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 津軽の黒石出身の富谷昌子が 約10年の歳月を費やし 地元津軽の四季を 6×6フォーマットで 撮影しました。 東北が舞台の写真は 厳しく、 過酷で 暗い 先入観は経験上、 しかたありません。 でも 彼女の写真には 当たり前の景色を 美しく見せる 繊細な視点が あるような。 故郷への愛と 写真家の譲れない手法が 本書の なんだろ、 カッコイイ ところに 思えてなりません。

須田一政 さん 写真家。 1940年（昭和15年）4月24日、生まれ。2019年（平成31年）3月7日、死去。 訃報 須田一政氏が死去 写真家 :日本経済新聞 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030700957&g=obt

今年で２回目の奈良市写真美術館「新鋭展」。山田省吾、正岡絵理子の２名が特集された。様式・姿勢の全く異なるスナップ、時代の移り変わりが明らかになる。

横浜伊勢佐木町は、この写真の奥の方まで歩いて行くと青江三奈の似顔絵とともにボタンを押すと伊勢佐木町ブルースが流れるように出来ているモニュメントがある・・・いや、ここ十年以上、そこまで行ったことはないから、いまもあるのかどうかは判らない。曲がヒットしていた頃には子供だったが、それでも前奏に挟まる溜息はセンセーショナルで、世間が騒いでいたのを感じたものです。そんな曲のことより、いまでは青江三奈よりも、この通りで若き日の「ゆず」が路上ライブで歌っていたことの方が知られている。十年か二十年前までは、古本屋と中古カメラ屋がぽつぽつとあったから、この通りを歩くのは面白かった。昭和30年代頃の日本の観光地で…

今日も南風が一日中吹いていた。街路樹や公園の木々が、風に煽られて葉の裏側を一斉に見せてしなる。そういえば、毎年この五月のはじめの連休中に、こういう風の強い日があり、そのたびに風にしなる木にカメラを向けていることを思い出す。一枚の静止画写真になると、そのしなる動きのダイナミックさを写し取ることが難しい、と、これも毎年思うことだ。そして須田一政の東京1980に収められている街路樹の柳が風に煽られて一斉に右方向へ流れている写真を思い出す。須田さんのあの写真は、写真なのに木は風に煽られてちゃんとしなって、動いて、風に葉擦れの音を感じる。 午前、カフェに行き、一時間半ほど読書をする。読書中は阿部昭の「緑…