Aメロ前に流れるサビのことを示す。“サビ頭”又は“出だしサビ”とも呼ばれる。
1970年代から歌謡曲やアイドルソングで多用されているが、80年代に入るとアニメソングにも結構見られるようになり、特に重視されるようになったのは90年代のJ-POPブームからである。ヒット曲になる確率も結構大きいようである。
サビの短縮版のようになっているタイプも見られる。
70年代後半ごろから頭サビのある曲で、2番サビ終了後に頭サビを必ず繰り返すパターンが暗黙のルールのように目立ってきた。
21世紀に入ってから頭サビのある曲で、2番のBメロ終了後にサビを配置せず、その間に間奏を入れる曲も結構見られるようになった。
まれに1番終了時に頭サビと同じメロディのサビが無く、大サビに頭サビの繰り返しを持ってくる形式も昭和のアイドルソングやアニメソングなどに見られる(例:『戦え!ウルトラマンレオ』)。