A. レッスンなのでしっかり声を出すことを前提とすると、オンラインでも対面でも基本的には立って声を出した方がよい体感を得やすいです。声は喉だけの働きではなく、身体のさまざまな部分が影響し合って声を出しています。喉から一番遠い足の裏や足指も、しっかりした声を出すための働きを担っているのです。そう捉えると、立って声を出す方が、頭頂部までの身体の働きが連動しやすくなることは想像できると思います。 もちろん座ることで身体の働きがなくなってしまうわけではありません。ですが立っているときよりも働きにくい状態ではあるので、より意識的に身体を使っていくことが必要です。 オンラインレッスンでも、立って声を出せる…