褚山陽(1780~1832) 諱は襄、字は子成、通称は久太郎で、山陽はその雅号である。ほかには三十六峰外史とも。 頼春水先生の嫡男。江戸時代の漢学者、漢詩人。
代表作には「耶馬溪図巻」「耶馬溪図巻記」、『日本外史』、『日本政記』などがある。
川中島の戦いがあつすぎて どなたか有名な作家さんの筆力で読みたくなりました ガリア戦記にトゥキュディディスに中華も 読みたかったところにまたふえました 今日は川中島の戦いの日です 和歌でもよく季節がずれますが、 今の暦でいうと大体10月の28日ごろです 果たして一騎打ちはあったのでしょうか🗡 おやすみなさい・・一句一曲 流星光底長蛇を逸す りゅうせいこうていちょうだをいっす またとない機会を逃すこと もとになる漢詩があります 鞭聲粛粛夜過河 暁見千兵擁大牙 遺恨十年磨一剣 流星光底逸長蛇 題不識庵撃機山図 頼山陽 ふしきあんきざんをうつのずにだいす らいさんよう 馬に当てる鞍の音も静かに、 上…
詩歌の蓄積が相当量に及びつつある。 ここらでまとめて放出したいが、なにぶん折からの猛暑であろう、見事に脳が茹だりはじめた。 頭蓋の中で創意が融ける音がする。 お蔭でロクな前口上も浮かばない。エエイまだるっこしい、こんなところで何時までも足止め喰らっていられるか、さっさとおっぱじめちまおう。 忍ぶ此の身の手拭とりて、月に着せたや頬冠り まずはこれ、高杉晋作の都々逸である。 逃亡生活中にでも詠んだのだろうか? 作者が作者であるだけに、背後を探ってみたくなる。 井戸の蛙(かはづ)とそしらばそしれ、花も散り込む月もさす 頼山陽のこの句には、 井の中も 住めば蛙の 都哉 誰の作ともわからない俳句一首を添…
こんにちわ。 ブログ百科ララの杏花です。 ついこの間、新年を迎えたと思ったら早3月も後半・・・。 何ということでしょう。 1月~3月は特に早く過ぎると言われますが本当に早い! そして次のブログを早く書き上げなければ、と思っているところでWBCがスタートしました。 長年ファンだったダルビッュも出るし毎回テレビに釘付け! 今回は多くの方がご覧になったと思いますが映画のような、いやそれ以上のドラマチックな要素がふんだんに盛り込まれた試合でしたね! 大谷とエンゼルスのチームメイト、トラウトが最後に対決するシーンなどは、あたかも神の采配か!と思わせる名シーンでした。 それにしても日本の若い投手陣は、あの…
多門院には、頼家(らいけ)の墓があります。 頼家は、江戸時代後期に「日本外史」を著しました頼山陽をはじめ多くの学者が出しました学問の家です。 頼山陽の両親、頼春水、梅颸(ばいし)をはじめ他に、大小30以上のお墓が並んでいます。 頼山陽のお墓は、京都にあります。 お墓は、円錐でとても珍しく、こんな形のは初めてみました。 墓碑には、先生と敬う敬語で記されています。 sobanikutama.hatenablog.jp sobanikutama.hatenablog.jp
広島県竹原市にある頼惟清旧宅です。頼惟清は頼山陽(江戸時代後期の歴史家・文人)の祖父です。この建物は1775年頃に建築されたもので、染め物屋を営んでいたそうです。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
「日本三大奇襲って何?」 「日本三大奇襲は誰が命名した?」 「桶狭間の戦い、河越の戦い、厳島の戦いの共通点は?」 このページをご覧の皆様はそんな疑問を持っているかもしれません。日本三大奇襲とは「桶狭間の戦い」、「河越の戦い」、「厳島の戦い」の3つをまとめた呼び名です。名付け親は江戸時代の歴史家で『日本外史』を著した頼山陽でした。 いずれの戦いも、数的に不利だった「弱者」が数的に有利な「強者」に勝った戦いでした。 今回は、日本三大奇襲それぞれの戦いの内容、共通点などについてまとめます。 戦国時代に興味がある方は、こちらの記事もどうぞ! kiboriguma.hatenadiary.jp kibo…
竹と酒をこよなく愛し、1807年(文化4年)高槻藩士・藤井沢右衛門家に生まれ鉄砲奉行としてお城に勤めた幕末の漢詩人・藤井竹山。 詩は頼山陽に学び山陽亡き後は梁川星巌に師事、七言絶句を得意とする事から「絶句竹外」と称され代表作に吉野山の桜と南朝への感傷を詠った漢詩・芳野三絶の内の一首「芳野」や「花井」「花朝下澱江」などが在ります。 「芳野」懐古で後醍醐帝の陵墓吉野山や南朝への思慕を詠った事や梁川星巌との親交から尊王歌人とも呼ばれますが、ご本人はいたって興味は無かった様に奇行を重ね「疎放、飄逸、酒乱」と評される生活を営んでいます。 藤井竹外の逸話として、「大塩平八郎の乱」に絡んで取り調べられた高槻…
いま、拠って立つべき〝日本の精神〟 武士道 新渡戸稲造著/岬龍一郎訳 第一版の序文 十年ほど前、私がベルギーの著名な法学者ド・ラヴレー氏の家に招かれ、歓待をうけて数日を過ごしていたときのこと。ある日の散歩の途中で、宗教の話題が出た。 「日本の学校では宗教教育がない、とおっしゃるのですか」と、この尊敬すべき教授が尋ねられた。私が「ありません」と返事をすると、教授は驚いて、突然立ち止まり、ビックリするような声で再度問われた。 「宗教教育がない! それではあなたがたはどのようにして道徳教育を授さずけるのですか」 私はその質問に愕がく然ぜんとし、すぐに答えることができなかった。なぜなら、私が子どものこ…
まず、故みなもと太郎の「風雲児たち」最終巻の出版予定は、いったいいつなんだ、ということを最初に問いたい。 風雲児たち最終巻はいつなんだ とはいえ、じっくり待って、いろいろな資料なども集めて刊行してくれ、という思いはある…ステイステイ。 そこで本題へ。 幕末最終巻がまだなら、過去の既刊を読むべし、なのだが、以前、こんなふうなことをかいた。 その中でも、是非読んで欲しいのが20巻「平八郎挙兵す」である。「大塩平八郎の乱」は今の教科書では数行で終わるのだろうが、その男がいかに勇敢であったか、いかに自らを律すること大であったか、いかに信念に忠実であったか。さまざまな些事を丹念に拾いつつ、事件と人物の全…
「司馬遼太郎」で学ぶ日本史磯田道史NHK出版2017年5月10日 第1刷発行2017年10月15日 第10刷発行 図書館の歴史の棚で見つけて、面白そうなので借りてみた。 先日、磯田さんの『歴史とは靴である』を読んで、やっぱり磯田さんの本は面白いと思った。 megureca.hatenablog.com 磯田さんについてのおさらい。 著者の磯田さんは、1970年岡山市生まれ。2002年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程、修了博士(史学)。専門は、日本近世、社会・経済史、歴史社会学、日本古文書学。著書多数。 表紙の裏には、”当代一の歴史家が、日本の歴史観に最も影響与えた国民作家に真正面から挑む。…
また来てしまいました、鎌倉。前回から1週間しか経ってませんが・・・今回は北鎌倉エリアをめぐる計画です。 まずは、円覚寺。北条時宗が創建した鎌倉五山二位の大きな禅寺です。※2022年11月参拝
創作/小説 長編小説死の影の下に(死の影の下に・第一部)真善美社 1947 成瀬書房版シオンの娘等(死の影の下に・第二部)河出書房 1948愛神と死神と(死の影の下に・第三部)河出書房 1950魂の夜の中を(死の影の下に・第四部)河出書房 1951長い旅の終り(死の影の下に・第五部)河出書房 1952夜半楽 新潮社 1954冷たい天使 大日本雄弁会講談社 1955回転木馬 大日本雄弁会講談社 1957自鳴鐘 新潮社 1958熱愛者 講談社 1960女たち 中央公論社 1961恋の泉 新潮社 1962燃える薔薇 講談社 1963水中花 講談社 1964空中庭園 河出書房新社 1965恍惚 新潮社…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 日本民族にとって海の外の外国とは、何時、侵略してくるか分からない油断できない敵であった。 徳川幕府は、日本の平和の為に仮想敵国の情報を積極的に集めていた。 ・ ・ ・ 2023年5月21日 Wedge ONLINE「農耕民族の日本人にインテリジェンスは不向きなのか 小谷 賢 (日本大学危機管理学部教授) 現在の日本政府のインテリジェンスは、諸外国と比較するとそれほど本格的なものとは映らない。そのためインテリジェンスの機能強化が叫ばれて久しいが、これに対する反対意見として必ず挙げられ…
寝る前に書くことにタイトルなんか付けない。今日の花言葉◆桜の花言葉は「優れた美人」里菜そのもの♪♪♪♪♪♪ヽ(´▽`)/今日の大河ドラマ『武田信玄』「織田・徳川と盟約結んでおるが、あの者たちの不正義許してはおらぬ。特に、信長が将軍家に対する振る舞い、目に余るものある。いつの日か、あの者たちに正義知らしめねばならぬ」(上杉謙信/柴田恭兵)天正4年。謙信入道は大軍率いて越中国(いまの富山県)に攻め込み、織田方の城をいくつも攻略した。「信長の不正義を許さない」謙信入道は室町幕府や義昭将軍を蔑ろにする信長が許せなかった。謙信入道がものを見る・何かを判断する基準が「正義」であったため、信長が許せなかった…
西暦一六三七年十二月中旬。 水天をわかつ青一髪もなく、ただ灰色に泡だつ荒涼たる海からくる風は、山と森をその海の波のように吹きどよもした。その秋、ぶきみに焼けた夕雲の下に無数の白花をつけて、人々をおののかせた枯木も、いまは空もくらむほど、もの凄じい枯葉をとばせるばかり。──そして、自然のみならず、ここ天草島の人々も、血と火の風のなかにそよいでいた。 これは山田風太郎『不知火軍記』の書き出しだが、この「水天をわかつ青一髪」って何だろう。私の知らない古い言い回し? 調べてみると、江戸時代の学者・頼山陽の漢詩に「水天髣髴青一髪」という一節があるらしい。 海と空とが接するあたりに、かすかに髪の毛一筋ほど…
歴史の愉しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ 磯田道史 中公新書2012年10月25日 発行 図書館の新書コーナー、歴史の棚で見つけた本。磯田さんの本は、読みやすいし、「愉しみ方」というタイトルに惹かれて借りてみた。 磯田さんは、1970年、岡山県生れ。2021年から国際日本文化研究センター 教授。『武士の家計簿』が有名で、映画にもなった。磯田さん自身が読み込んだ「金沢藩士猪山家文書」という武家文書の中の記述にそって、その様子を小説にしたもの。他の著書も、マニアックなものが多くて、楽しい。彼自身が、古書も自分で読みこなし、全国の原本資料を研究しているので、他の著書からの知識の横流しではなく、彼の解…
広島市 6つの被爆建物 ’国の史跡’申請へ #広島NEWSWEB https://t.co/fPNIWm3gf4 - https://t.co/fPNIWm3gf4 — NHK広島放送局 (@nhk_hiroshima) 2023年7月12日 広島市 6つの被爆建物 ’国の史跡’申請へ|NHK 広島のニュース 07月12日 15時33分 広島市は、原爆でおよそ160人が亡くなり被爆者の消息を記した「伝言」が残されている袋町小学校の平和資料館など6つの被爆建物を、「国の史跡」に指定するよう文化庁に申請する方針を固めました。 指定されれば、広島の被爆建物としては原爆ドーム以来となります。 広島市が…
2010年1月5日第1版第1刷発行 帯封「龍馬も読んだ。篤姫も読んだ。志士たちを魅了した歴史書には、いったい何が書かれていたのか?」「平将門から徳川家康まで、武士の歴史はこんなに面白い!」 目次 まえがき 第一部 頼山陽言いたい放題! 論賛編 第1章 源氏前記「平氏」―武家の政界進出の功と罪 第2章 源氏正記「源氏」―武家は朝廷の忠実な僕であれ 第3章 源氏後記「北条氏」―罪深い政権だが、国防は秀逸 第4章 新田氏前記「楠氏」―もっと評価されてもいい楠公 第5章 新田氏正記「新田氏」―戦は下手だが、尊王の志だけは貫いた 第6章 足利氏正記「足利氏」―国を混乱させた大儀なき支配者 第7章 足利氏…
2023年4月28日第1版第1刷 帯封「これぞ、『知』の醍醐味 歴史家が本の読み方を語り、名著75冊を厳選して紹介」 「□私の読書法…大きめの付箋と二色のマーカー □『エネルギーの人類史』…先史から現代へ変遷見渡す □『Humankind 希望の歴史』…小社会では親切で共感力のある人が権力を得る □『アルファフリー』…公平な者は異教徒でも望ましい □『言志四録』…歴史で混沌を乗り切る □『昭和天皇実録』…歴史全体を俯瞰する意義 □『徳川家康』…家康はなぜ「大坂の陣」開戦に踏み切ったのか □『ギリシア人の物語』…美談では守れない民主主義 □外交の戦略と志』…志の高い外交とは □『ハイブリッド戦争…
寝る前に書くことにタイトルなんか付けない。吉田 類の酒場放浪記【年またぎ拡大版】【姫路市・主水】大晦日1発目はJR山陽本線/姫路「有明の 主水に酒屋を つくらせて」(by山本荷兮)山本荷兮のシブ~い暖簾の主水は創業50年。主水は「もんど」と読む。元は置屋だったのを居酒屋に。キャバレーから独学で開店した。夫婦二人三脚のお店で、今は娘さんが二代目を継いでいる。酒の仕入れも二代目がやる。お通しは鶏の肝煮等4種類。刺身盛り合わせ・まぐろ・したびらめ・しまあじここは姫路。魚は播磨灘の魚です。ここで白鷺の城(兵庫)を注文。オイルサーディントマトと日本酒入りで、タルタルソースたっぷりのオシャレなオイルサーデ…