はじめての採卵が受精卵ゼロという残念な結果に終わった田熊。 クリニックを後にしておっくんと合流し、昼食をとりにハンバーガーショップへ入りました。 ジャンクフードを食らいながら田熊はおっくんにクリニックで説明されたことを話しました。 結論から言って移植ができなかった、と話すと「え、そうなの?」としゅんとした様子で肩を落とすおっくん。 次に、理由として最もセンシティブなパート「元気な精子が一匹も上がってこなかった」ことを恐る恐る告げると、おっくんは急にペラペラと喋り出しました。 「暑かったから、運んでいる間に死んじゃったのかも」 「家出る前に車の冷房をつけてキンキンに冷やしてから行くべきだったのか…