俵屋宗達の傑作。桃山時代から江戸時代にかけて活躍した絵師・俵屋宗達の代表作、国宝。正式には「風神雷神図屏風」と呼ぶ。建仁寺所蔵。右に風袋を握った 風神、左にバチを持った雷神が描かれていて、見たことのない人は少ないであろう。100年後、尾形光琳が、200年後、酒井抱一が模写したが、オリジナル作にはまったく及ばない。明治期の今村紫紅(いまむら・しこう)が、宗達の「大胆で暢気な」精神をただしく受け継いだといえるだろう。
国宝の風神雷神図屛風(俵屋宗達 筆)のうち、右隻の風神図です。ガラス越しでなく間近で見ることができました。
本書のタイトルを見た時に、俵屋宗達に関連している小説か・・・・と想像した。その通りだった。俵屋宗達の伝記風ストーリーと著者自身の宗達作品と時代観に対する解説・評論という現代視点とをクロスオーバーさせた小説という読後印象を抱いた。そのスタイルは司馬遼太郎の系譜に繋がると感じた。もう一つ連想したのは、ストーリーの展開にスライドショー的な構成の印象を抱いた点にある。 奥書を読むと、「小説現代」(2016年11月号~2017年6月号)に連載後、加筆修正し、2017年8月に2分冊(風の章・雷の章)の単行本として刊行されてた。本のカバーには、勿論宗達の風神と雷神が、上・下それぞれのカバーを飾っている。 読…
子供を連れて国際線へ。 お目当てはゴジラ。 24―70が家の何処かへ行ってしまったので20mm。 風神雷神の金屏風。 東京国立博物館が所蔵する複製らしい。 建仁寺で見た複製の方が迫力があった気がしてしまったのは気のせいか。 いったい複製は何枚あるのだろう。 ドリームショージェットなる787が来た。 ドリームショージェットとスカイツリー。 中国機のトイ・ストーリー。 意外にも中国機が多かった。報道は偏っているのではないだろうか。 帰りに728でゴジラ撮っておしまい。 小一時間で駐車料金100円!安っ! けれど海外旅行へ向かうお金持ちで駐車場はほぼ空きがありませんでした。 なんとか6階だけに数台の…
京都 三十三間堂② 千手観音の前には二十八部衆が並んでいてその一番端の左右に風神雷神像がある。わたしはこれはもともとは護衛の僧兵として作られたものではないかと思う。護衛であるから筋骨隆々の仁王さんみたいでもいいけど、ちょっとユーモラスな表情の武蔵坊弁慶をほうふつさせる像を作ったのではないか。この二体の像が場の雰囲気をおおいに和ませてくれる。像はその場の雰囲気を支配することを作者は知りぬいていた。 根拠なく思うのであるが後白河法皇もその後継者もこの蓮華王院を宋または南宋の使節や大商人の迎賓館として使ったのではないか。ちょうど金閣寺が足利義満の使った迎賓館であるのと同じことである。義満は明の使者や…
「風神雷神」というタイトルと表紙の絵を見た時、即座に俵屋宗達を思い浮かべた。タイトルに惹かれた。宗達をどのように描いて行くのだろうかという強い関心。読んでみなきゃ・・・というのがまず最初の思い。 読後印象はまず面白かった。フィクションとしての面白さと言える。 この小説は現在時点と天正8~13年、つまり1580~1585年という時代との二重構造の構成になっている。現在時点から天正年間へタイムスリップする媒体が一束の古文書である。その古文書の記録を天正年間に起こったこととして描いて行く故に、著者が創作したストーリーがフィクションだとわかりつつ、違和感を感じずに自然に引きこまれていく。天正年間のヴア…
今回は、「誤解だらけの日本美術~デジタル復元が解き明かす「わびさび」~」(2015年)を読みました。 誤解だらけの日本美術~デジタル復元が解き明かす「わびさび」~ (光文社新書) 作者:小林 泰三 光文社 Amazon 著者さんは、美術品のデジタル復元をされている方で、その時代の流行や使用された塗料などを推測して、当時の発色を再現されているそうです。特に「風神雷神図屏風」の作者の違いについて書かれているのが面白いなと思ったので、まとめたいと思います。 江戸時代の町絵師俵屋宗達 俵屋宗達の風神雷神図屏風は国宝に指定され、今は京都国立博物館にあります。宗達は、江戸時代の町絵師であり、もともとは扇屋…
こんにちは。 西日本は早くも梅雨明け宣言が出ました。例年より約3週間も早いそうです。そして連日35℃を超える猛暑・・・昨年も「長く暑い夏」でしたが、この調子だと今年もそんな感じになるのでしょうか。ちょっと気分が重くなってしまいますね。 そんななか、大阪・関西万博は開幕以来約2か月半で、来場者数が1000万人を超えたそうです。(ただし、そのうち約140万人は関係者)会期全体を通じての目標が2800万人ですが、この調子だとちょっと届かないかな?という感じですね。まあ、今後の天候や夏休みの来場者増次第ですが。 もちろん、単純に来場者数が増えればよい、というものではありません。それで万博の成否が決まる…
GW後半は、夫と京都へ行って来ました。仕事が終わってから新幹線に乗ったので、ひと足先に京都のホテルでリモートワークをしていた夫とは京都駅で待ち合わせです。待ち合わせ場所はボルタの美々香の前。行列に並んで、美味しいカレーうどんをいただきました!tabelog.com 朝ごはん-市川屋珈琲店 京都は美味しいコーヒーを楽しめるお店が多いのですが、ここのコーヒーもかなり気に入ったので、京博に行く前に朝ごはんをいただくことにしました。卵サンド、フルーツサンドをシェアし、少し苦味のある馬町ブレンドを注文。その場で挽いた豆をゆっくり丁寧にドリップして、温めたカップに注いでくれます。前回来たときはテーブル席で…
グラングリーン大阪 南館が3月21日オープンしましたね。 以前から楽しみにしていた 「タイムアウトマーケット大阪」 早く行きたい。 でも混んでるのは苦手なんでもう少ししてから。 プログ書いてるくせにダメですね。😅 旅行続きです。 前回の記事はこちら↓ mippy0814.hatenablog.com ◉THE SMILE CHOCOLATE cafe &〜建仁寺 徒歩🚶♀️16分 ◉建仁寺 建仁二年(1202年)将軍源頼家が寺域を寄進し栄西禅師を開山として建立 真言・天台・禅の三宗 京都最古の禅寺 ⚫︎西門 ⚫︎三門 大正十二年、静岡県浜名郡雄踏町山崎の安寧寺から移建したもの。 空門・無相門…
江戸初期の絵師俵屋宗達が描いたとみられる総金地の二曲屏風。左右一組(二曲一双)の構成。向かって右の屏風に白い風袋を抱えた緑色の風神が、左の屏風には連鼓を背負った白色の雷神が描かれている。現在は建仁寺所蔵。 概要 風神雷神のモデル 「雲龍図屏風」と「雷神図」 尾形光琳による模写 関連事項 参考文献 概要 「風神雷神図屏風」は、総金地の二曲屏風が左右一組(二曲一双)で構成されている。左右それぞれの大きさは縦154.5cm×横169.8cm。金箔を貼った跡が格子状に見える。向かって右の屏風に白い風袋を抱えた緑色の風神が、左の屏風には連鼓を背負った白色の雷神が描かれている。 画中には落款も印章もない。…