俵屋宗達の傑作。桃山時代から江戸時代にかけて活躍した絵師・俵屋宗達の代表作、国宝。正式には「風神雷神図屏風」と呼ぶ。建仁寺所蔵。右に風袋を握った 風神、左にバチを持った雷神が描かれていて、見たことのない人は少ないであろう。100年後、尾形光琳が、200年後、酒井抱一が模写したが、オリジナル作にはまったく及ばない。明治期の今村紫紅(いまむら・しこう)が、宗達の「大胆で暢気な」精神をただしく受け継いだといえるだろう。
ちょっと前の話になるのだが、 子供の夏休み 家族で東京旅行へ行ってきた 私も行ってみたかった 東京国立博物館と国立科学博物館へ 東京へ着いたその足でいざ出陣! まずは、東京国立博物館へ 展示物の多さに圧倒される 魅了されまくり 普段、仏像なんてまじまじ見ないけど、 あまりの繊細さに、 そして遥か昔の技術力の高さに もう、目を見開いて凝視せざるを得ない あっ、これ教科書で見た事ある!! ってレベルのものがわんさか!! さすが、東京国立博物館 外国の方も非常に多く 異国の方が特に注目されていたのが、 刀と鎧のコーナーでしたよ そして自分へのお土産になんか欲しい!と思い 風神雷神 パッケージのゴーフ…
今日も京都は暑いですが、辰の日と言う事で、 久しぶりに双龍図を撮りたくて、京都は祇園に有ります、 建仁寺へ行って来ました! ↓ここは元々「風神雷神図屏風」で有名なお寺です。 (これは複製ですが) ↓中庭が四方から眺められ、皆さん座ってくつろいで居られました。 ↓ここは室内等は撮影はOKですので。(雲龍図これも複製) ↓本日撮りたかった双龍図です。(2002年に描かれたものです) ↓双龍図のアップです。 ↓左の御朱印は300円です、右の御朱印帳は1700円です。 ↓よろしかったら、下記バーナーをクリックお願い致します。 ランキング参加中写真・カメラランキング参加中京都 ランキング参加中御朱印(神…
建仁寺御朱印 参拝日:令和5年(2023年)3月15日 本 坊 風神雷神図屛風 方 丈 雲竜図襖絵 方丈前庭 大雄苑 十一面観音菩薩坐像 法堂(拈華堂) 双竜図 納骨堂 大書院・小書院 方丈庭園 潮音庭 奉納作品 三門(望闕楼) 拝観時間・拝観料 アクセス 高台寺より徒歩10分、建仁寺北門に到着。 建仁寺境内図 本 坊 本坊 風神雷神図屛風 風神雷神図屛風 雷神 風神 本坊の上り直ぐに国宝「風神雷神図屛風」を拝観できます。精巧に再現されたデジタル複製画と言う事ですが、迫力が違います。原本は、京都国立博物館内で保管されています。 俵屋宗達筆 国宝 江戸時代 二曲一双 紙本金地著色 各縦154.5…
先日、おかげ様で以前UPした「建仁寺」のログが吹っ飛んでしまいましたので・・・、再訪し再録したいと思います。 実は前回、初めて建仁寺を訪れた時は所用の「ついで」に寄ってみたワケでして^^;、そしたらなんとまあスンバらしいお寺さんなんだと・・これは再度ちゃんと見学目的で訪れなければ・・!と思っていたので、そういう意味ではちょうど良かったかも知れません・・^^; 前回は北門から入ったので、今回は勅使門の方からお邪魔します! 立派な三門(望闕楼)ですね・・! 三門から法堂が見えます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); この日はめちゃ…
風神雷神図屏風 (約1100文字・購読時間1分30秒) 江戸時代を代表する画派として琳派という人たちがいる。狩野派、土佐派など血縁や師弟関係でつながる画派とは異なり、私淑によって同系統の技法・画風、作品群を残した俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一などの総称である。それぞれ俵屋宗達(17世紀前半)、尾形光琳(17世紀前半〜18世紀前半)、酒井抱一(18世紀末〜19世紀前半)と活動期間が100年ほど間があり、互いに直接の面識があるわけではない。ただし、光琳は宗達と一緒に活動していた本阿弥光悦の親戚であり、家に宗達の絵が多くあったため、見ることが出来た。また、光琳の活動拠点は京都であったが、江戸に出稼ぎに…
六道珍皇寺のすぐ北側にある禅寺・建仁寺 3月20日に、六道珍皇寺へ、金泥御朱印を頂きに行った時に、直ぐ側の建仁寺にも足を運びました。 祇園花見小路から、すぐなのに、行ったことがなかったんです。 花見小路側の北入口 ↓ ここから入りました。裏口入門。 建仁寺といえば、俵屋宗達の風神雷神図屏風 靴を脱いであがったすぐの間に、鎮座しておりますこの有名な屏風。 これは、レプリカなんだそうです。 本物は、京都国立博物館に展示されているんですって。 …というわけで、この屏風の写真は撮り放題です。 風神雷神図は、美術の教科書や、歴史の教科書にも載っていますし、商業デザインにも使われていて(風邪薬など)、誰で…
彫刻 風神・雷神像 ・作者不明 (鎌倉時代) 京都妙法院三十三間堂 屏風絵 風神・雷神図屏風(びょうぶ) ・俵屋宗達(江戸時代初期17世紀前半)京都建仁寺が所蔵 ・尾形光琳(江戸時代前期18世紀初)東京国立博物館所蔵 ・酒井抱一(江戸時代後期1821年頃)出光美術館所蔵 三十三間堂には等身大の千手観音像が一千一体も祀られており、そこに、仏界の最強軍団である「二十八部衆(毘沙門天、帝釈天他)」がそれら千手観音像を守っています。 初め、風神・雷神は荒れ狂うと衣食住を壊滅してしまうので、仏界では悪神に認定され、仏界が差し向けた二十八部衆と熾烈な戦いを繰り広げていました。そして、ついに風神・雷神は降伏…
江戸時代初期の絵師 俵屋宗達は「風神雷神図屏風」を描くとき、13世紀前半の北野天神縁起絵巻の菅原道真の怨霊と鎌倉時代の京都妙法院三十三間堂の風神・雷神の彫刻を参考にしたそうです。 yaseta.hateblo.jp 何年か前、年賀状の挿絵に使うため、京都妙法院三十三間堂の風神・雷神の彫刻を模写したマンガを取り出し、昨日「風神雷神図屏風」を模写したマンガを比較したところ、風神と雷神の位置が逆になっていたので、調べてみました。三十三間堂には等身大の千手観音像が一千一体も祀られており、そこに、仏界の最強軍団「二十八部衆」がそれら観音像を守っています。風神・雷神が荒れ狂うと衣食住を壊滅してしまうので、…
9月16日に出光美術館で「国宝 風神雷神図屏風」(9月9日(土)~10月1日(日))を見てきました。江戸時代の絵師 俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一(ほういつ)がそれぞれ描いた作品「風神雷神図屏風」が一堂に会したことはこれまで三回しかなく(明治36年、昭和4年、昭和15年)、三回目から実に、66年ぶりの開催ということで沢山の人が訪れておりました。俵屋宗達が江戸時代初期(17世紀前半)に描き、現在、京都の建仁寺が所蔵する国宝「風神雷神図屏風」と尾形光琳が江戸時代前期(18世紀初)に描き、現在、東京国立博物館所蔵の重要文化財「風神雷神図屏風」と酒井抱一が江戸時代後期(1821年頃)に描き、現在、出光美…
6月に京都に行ったので今更ながらの振り返り日記です。 以前から、夫が気になる店が京都にあると言っていたので、それなら私も京都に行きたいお店山ほどあるから行くか!ということになり、日帰りで京都に行ってきました。だけど、夫のお目当ての店というのが野球用品店で、私は全く興味がないので午前中はそれぞれ別行動をすることに。京都には何度も行ったことがあるけど、1人で観光するのは初めてでどうかな〜と思ったけれど、思いの外大丈夫でした。 京都駅に着いて夫と解散した後、まず自分土産を買うために伊勢丹のデパ地下へ。大好きな阿闍梨餅をどうしても買いたくて、夕方には売り切れることもあると聞いていたので、朝イチで並んだ…
新しい仕事がはじまった。覚えることがとても多いという注意を受けていたが、かなり参ってしまって、毎日辞めるかどうか考えていた。五日勤務中、帰宅後四日間も気づいたら寝落ちしていた。 腐りきった身体と頭にはきつい。でも、今の所を辞めても行く場所は無し、支払いは待ってくれない。頑張らねば頑張らねばと思いながら踏みとどまっている。 まあ、薬飲みながらだけど、なんとか本や映画を見られるようになってきた。でも、ずっと焦っている。何も小説が書けていない。書きたい物語はある。でも小説を書くには、精神の安定と共に自分自身の自己肯定感が大切だと思う。 俺が作る話、それに出てくる登場人物は俺とイコールではないにせよ、…
神奈川の観光地、と言えば箱根ですね。便がいいのはロマンスカーのせいだと思うので、ツーリング場所としてはどうかと思いますが、ライダーになると余程の遠方じゃない限りバイクで行きたくなる呪いにかかるのか、意地でも電車を使いたくないのです。(注:個人差があります) ちなみに高速道路も使用して1時間半ほどかかります。加えて、休日はほぼほぼ混みます。そのため、同じ神奈川県内ですが、全然ご近所感がないです。 とりあえず箱根なら箱根神社に行こうという、とても短絡的な理由の元行ってきました。 とはいえ、歴史ある神社だけあり、なかなか趣があります。 そんな由緒ある神社で売られていたのがこれ。『神社声援』(ジンジャ…
10時24分、日比谷駅に到着。 日本の美・鑑賞入門 しりとり日本美術(出光美術館) 展示概要 「本展は、「鑑賞入門」と冠して、日本の美術作品をじっくりと見て「たのしむ」ことを目指して企画しました。出品作品はすべて日本で生まれたものですが、テーマを特定せず、時代は鎌倉時代から現代の作品まで、またジャンルも絵画から工芸まで、幅広く展示しています。 ここでいう「しりとり」とは、言葉あそびではありません。ひとつの作品に何がどのように描かれているのか観察し、作品どうしの「イメージの共通点」をみつけることです。 各章のはじめに見た作品に描かれたイメージが、となりの作品にもつながっていく。共通点をさがして丁…
蓮華王院(三十三間堂)の風神と雷神は国宝彫刻物で同じ指定内にも関わらずかなり離れた地位で鎮座している。二十八部衆や千体千手観音立像を護るようにお堂の端と端に置かれているためだ。入り口近くに風神、最も遠い折り返しの場所に雷神がある。豪華な千手観音達や二十八部衆を見ながらだと、最初に見た風神のイメージを忘れてしまうほどの距離であった。 風神・雷神のイメージを決定づけた作品として知られ、俵屋宗達の風神雷神図屏風のモデルもこの像だったかもしれないそうだ。そう考えると屏風絵であることから、開いた先には千体千手観音や二十八部衆が鎮座しているイメージでゆったりとした空間使いに落ち着いたかもしれない。 彫刻は…
「国宝 東京国立博物館のすべて」を見終わった後、時間的にもあまり余裕が無かったのですが常設されているエリアにも立ち寄りました。前回訪れた時も立ち寄ったのですが、何回見ても興奮できるものなんですねぇ。 教科書で見た物がゴロゴロと転がってる感じなんですよ、いや本当に。しかも撮影が大体OK!素晴らしいです。 1階の部屋に入るといきなりハート形土偶がお出迎えしてくれました! 銅鐸! アラハバキ! ひんべえ! もうこのフロアだけでお腹いっぱいになりました。が、こんなものじゃないんです。他にもフロアがあるし、2階もある。さらに別館もある。もうね、1日じゃ回り切れないんですわ。今回も黒田記念館に行けてないし…
NHK for Schoolの「ものすごい図鑑 文化財編」で、遮光器土偶、鳥獣戯画、金印、洛中洛外図屏風、風神雷神図屏風、牧野富太郎植物図を見ることができます。 右下の「鑑賞をはじめる」ボタンを押すと、それぞれのコンテンツが表示されます。コンテンツを拡大することもできるし、コンテンツのなかで決まった場所をクリックするとバッジを集めることもできます。こうしたゲーム性もあって、何度も何度も文化財を拡大して見たりもすると思います。 こういうコンテンツを先生が教室の前で提示するのであれば、どうしても説明したいところを中心に見せることになります。そうなると隅から隅まで見たり、自分の興味があるところを中心…
114) よく調べたら、この本に出てきた俵屋宗達のことは、現実ではあまり分かっていないらしい。 天正遣欧少年使節の4人やそれに随行したロヨラ修道士、ビァリヤーノ神父は実際にローマへ行き、ローマ教皇に謁見したそう(ビァリヤーノ神父は途中ゴアに留まりロドリゲス神父が代わりに行った)。 その中に、アグスチーノ(印刷技術習得要員、日本人少年)がおり、小説内ではそれが俵屋宗達という設定で、またミラノでミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオと会うという設定であった。 しかも俵屋宗達が「(略)おれは君のことを『カラビァッジョ』と呼ぼう」と言うという設定(!?) 命名までするという ローマ教皇に献上した…
朝食は朝8時45分から 寝不足で飲み過ぎの酒も手伝い身体が重い また外を歩いて昨夜の和食の店に 10時にチェックアウト京都市内に戻る 最初の目的地は青蓮院門跡 青不動と襖の蕗の絵が有名 青不動は撮影禁止 庭の楠木が素晴らしい 次は建仁寺 祇園のど真ん中に有った 風神雷神図屏風 龍の襖 本堂天井の龍 今回最後に訪れたのは智積院 ここは4年前に来たことが有る 庭を眺めて休む人が多い 壁に長谷川等伯の絵 ここの庭にもアジサイが多かった 昼過ぎに京都を後にして帰路に着く 敦賀までは湖西のR161を走り 敦賀インターからは北陸自動車道で帰った。
スマホをつけてサファリを開くと、閉じる前の画面が表示される。自分の場合それは尾形光琳の検索結果で、サファリを開くたびにあの異様な絵を目の当たりにすることになる。 『燕子花図屏風』。初めて見たのは美術の資料集で、最近上野かどこかで俵屋宗達の『風神雷神図屏風』と並んで鑑賞したことがある。しかしそんな記憶はとうに忘れ、最近まではゲームで忙しく意識すらしていなかった。 ふと思い出したのは家にあった古本を何となく読んでいた時のこと。岡本太郎の『日本の伝統』という本を読んでいたら『燕子花図屏風』に偶然遭遇した。 金箔一色に彩られた背景に緑と青(正確には群青と緑青)の燕子花が並んでいる。たったそれだけの絵な…
「ま、敵うわけないわな…。」と思い、1人ため息をつき、私はアンティークのインテリアショップの前に佇んでいた。目の前には、1950年代、60年代の米国のカルチャーを模した、ポスターや看板が並ぶ。それからインテリア用の昔の空き缶や空き瓶も並ぶ。私の脳内では、「アイフィ〜ル コ〜ク♪」と、1980年代の日本のCMが流れている。 ま、このCMをつくった人たちの憧れの源泉には、こういうアンティークショップに並んでいるものがあるのだろうな、と、勝手に想像を膨らませる。 福生に来たのは、私が好きなユーミンに縁のある土地だったからだ。多摩で生まれ育ったユーミンは学生時代、親が米軍基地に勤めている友人のツテで、…
「風神雷神」(原田マハ PHP文庫)を読んだ。作者の原田マハは、森美術館のキュレーターから小説家に転身し、ルソーやピカソを題材にした「楽園のカンヴァス」や「暗幕のゲルニカ」など、アート小説の第一人者である。私は、あまり芸術に興味がないのであるが、本作品は「俵屋宗達」が主人公というこで、歴史に興味がある私は、気になって読んでみた。
建仁寺で国宝、俵屋宗達の風神雷神図屏風を見る 青もみじが美しい建仁寺の禅の庭、潮音庭(ちょうおんてい) 建仁寺の枯山水の日本庭園「大雄苑(だいおうえん)」 大迫力の法堂天井絵、双龍図 京都のもみじの名所である東福寺へ。 近代庭園の傑作とされる東福寺の本坊庭園へ。 建仁寺で国宝、俵屋宗達の風神雷神図屏風を見る さてさて、本日やって来たのは京都祇園四条。青もみじが美しい季節ですから、そうだ、京都に行こう!ってことで。 すっかりゴールデンウィークが終わってしまいましたが、京都祇園の人出は終わることなく今日も混雑。修学旅行生やら海外からの観光客でたいそう賑わっている。 まずは祇園四条駅から舞妓さんを見…
建仁寺は臨済宗建仁寺派の禅宗寺院。堂内に展示された俵屋宗達の「風神雷神図屏風」や、法堂(はっとう)天井画の「双龍図」は感動もののすばらしさでした。※参拝日:2022年10月