「あの日、オレンジ色に染まった放課後の部室で、僕たちは何を信じて笑っていたんだろう。」 2012年、飛蘭が歌う『君といた日々』が流れた瞬間、あの幸せで残酷な「アセム編」の記憶が、濁流のように押し寄せてきたのを覚えています。 これは、ただの挿入歌なんかじゃない。戦場で再会し、殺し合う運命を選ばざるを得なかった二人の、もう二度と手が届かない「純粋だった時間」そのものだと思うんです。 なぜ、あの叫びのような歌声を聴くと、僕たちはこんなにも心が抉られるのか。 ガンダムAGEという100年の物語の中で、もっとも青く、もっとも痛々しかったアセムとゼハートの決別。信じ合っていたはずの友と、引き金を交わすしか…