図書館が好き。 本がびっしりと並ぶ本棚、ちょっと古い本の香り、ゆったりと時間が流れている感じがとてつもなく好きだ。 一生かかっても読みきれないほどの膨大な本の中から今日はどんな出会いがあるのかと思うとワクワクが止まらない。出会う本はその時の自分に必要なことが書かれていると思う。 数年前ふと出会った本。 小川糸さんの『食堂かたつむり』 食堂かたつむり (ポプラ文庫) 作者:小川糸,石坂しづか ポプラ社 Amazon かわいいタイトルだな、田舎にある地域に密着した小さな食堂のお話かな。なんとなくほっこりしたお話だと思いきやいやはや。 食べること、生きること、命をいただくことそんなことがテーマのお話…