映画「出来ごころ」(1933)を、江東シネマフェスティバルの会場ホールで見る(当日券一律1,000円)。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎。モノクロ、スタンダード、サイレント(弁士・音楽伴奏付き)、100分。 映画が音のない「活動写真」と言われた時代の映画を活弁士がスクリーンの横で登場人物のセリフを使いわけて声に出し、場面や状況を解説する語りが圧巻。 弁士がサイレント映画のセリフや情景描写を観客に伝える上映が少なくなっており、機会があれば見ることにしている。昨年は同じ企画でエルンスト・ルビッチ監督の無声映画「結婚哲学」(1929)を見た。 「出来ごころ」は、坂本武演じる喜八を主人公とした「…