近世(主に江戸時代を中心とする)日本の宿場にいた、奉公人という名目で半ば黙認されていた私娼である。その名の通り給仕を行う現在の仲居と同じ内容の仕事に従事している者も指しており、一概に売春婦のみを指すわけではない。また「飯盛女」の名は俗称であり、1718年以降の幕府法令(触書)では「食売女」と表記されている。