日本語学者。
『日本語どんぶらこ ことばは変わるよどこまでも』飯間浩明 文 金井真紀 絵（毎日新聞出版）を読んでいる。 国語辞典編纂者の飯間浩明さんの文章と、文筆家、イラストレーターの金井真紀さんの絵が合わさり、とてもたのしい1冊になっている。めちゃくちゃ私好みの1冊で、いつまでも読んで（眺めて）いたいくらいおもしろい。図書館で借りたけど、「あとで買う」リストに書き加えておく。 ちょっと気になることばのあれこれが、見開き2ページに1つの物語のように書かれており、そこにそれにまつわる絵が添えられている。ふむふむ、へぇ～そうなんだ！と読みつつ、ユーモアたっぷりの（ひとりでふふっと笑っちゃうくらい）絵を味わいつつ…
「これは面白い○○だなー」 読みながら何度も心の中でつぶやき、つぶやきながらもどかしかったのは、「○○」に当てはめるべき言葉が見つからないことでした。評論、随筆、エッセー？。どれもぴったりきません。小説を取り上げているけれど書評とは言えないし。 仕方なく、途中から「これは面白い本だなー」と逃げていました。この本に影響された言い方で、もどかしさを表すなら＜文章形態を分類する日本語には、どうやら不備がありそうです＞。 「小説の言葉尻をとらえてみた」（飯間浩明、光文社新書）は、ブログの知人、ともこさんに教えていただきました。著者の飯間さんは国語辞典編集者で「三省堂国語辞典」編集委員。テレビでもお馴染…
冬におすすめの実用書特集 冬におすすめの本を7つのジャンルから紹介させていただく「冬におすすめの本」特集。第1回は、実用書を3冊紹介させていただきますね。 冬におすすめの実用書特集 冬におすすめの実用書3冊 『サービスの達人たち おもてなしの神』野地秩嘉 『伝わるシンプル文章術』飯間浩明 『マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術』前田安正 注目は『サービスの達人たち おもてなしの神』 実用書の特集と選び方はこちらもどうぞ 季節の実用書特集 実用書選び 冬におすすめの実用書3冊 冬におすすめの実用書3冊を選んでみました。1冊はサービスとおもてなしに関する本で…
以前、ネットで話題になったテーマを飯間さんの記事で思い出した。 dot.asahi.com 記事自体は他の言葉もあって面白いので、興味があったら読んで欲しい。 私は7時50分があたりまえだと思っていた。でも記事を読みながら考えるうちに、8時9分も間違いじゃないと思うようになった。 時代とともに、時間の粒度が細かくなったのかもしれない。 思えば江戸時代なんかは十二支で時間を表し、だいたい2時間刻みだった。丑三つなどは四等分した三つめ。そう思うと細かくても30分刻みぐらいの感覚かな。 また、NHKのSONGSで浅香唯が1時間以内の目覚ましはうまくかけられないと言っていた。確かに昭和の目覚まし時計に…
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