飼い主

⑤ウエルカム！五軒茶屋。 俺はバックパッカーの飼い主さんと日本にやって来た老犬「シバ」。 豆シバだから。（笑）飼い主さんは大の親日だったから、旅館で天寿を 全うできたのも本望だったと思う。いろんな国を回った。 日本ほど親切な国はなかった。天涯孤独の飼い主さんは外人墓地で、 いつか俺が来るのも待っててくれている。旅館のご主人は、 「暮らすか、ここで？」と言ってくれた。俺がこぼした涙を見たのは 先に居ついた４匹の仲間たち。何が待ってるこの五軒茶屋？？ 俺たちの冒険は、始まったばかりだぜ！(^▽^)/ ・・・・・・・・・・ お読みいただきありがとうございました。 ワンにゃんエッセイ一覧は、こちらから…

高齢者コミックエッセイとして始めたイラストエッセイ記事だったのですが、 中途半端な流れになってしまったので、改めて軌道修正を。m(__)m 難しいことは考えていません。ただ、野良として生きてきた老犬・老描たちが 心優しい高齢の店主たちに巡り合って、新たな人生を歩んでいく、そんな物語 を描きたいだけでした。場所は五軒茶屋。一癖も二癖もある店主たち。 飼われることになった、これも一癖も二癖もある老犬・老描たち五匹の物語。 わんにゃんエッセイ「５-ファイブ」今回は「ぶるう」から始めましょう。m(__)m ④うちを怒らすと怖いおすえ。 京で生まれ育って訳あって都落ちしてきた京女猫の「ぶるう」。仔猫の時…

今朝も朝起きて玄関をみるとイヌのう〇こが片付けられないままドドーンと💩 犬派、猫派で分かれるのはわかりますが どっちが良いとかそういう討論よりもまずは、飼い主の問題をどうにかした方が良いかと思います 野良ネコに餌を与える猫おじさんや猫おばさんがいるせいで、付近にはねこのう〇こが迷惑だから、犬の散歩のう〇こ片付けない問題と同じというのを見た事があります 同じじゃないだろ、そうじゃないだろ！！ 野良ネコに餌をやる人も悪いけど、飼い主ではないじゃん

♬ お魚くわえたドラ猫 追っかけて 素足でかけてく 陽気なサザエさん みんなが笑ってる・・・・・♪ （『サザエさん』宇野ゆう子 作詞：林春雄 作曲：筒美京平） ある日曜日、Yの部屋で。 Y「おぉ・・・これが始まると・・・休みもおわりだよなぁ・・・」 私「ははは・・・条件反射だね・・・パブロフの犬ってな」 Y「うるせぇ・・・それはそうと、 サザエさんに出ててくるネコの『タマ』ならいいよなぁ・・・ 躾が効いてるし」 私「うん？どうしたんだよ？」 Ｙ「いやな、ちかごろわが家では、おふくろが怒っちゃって大変なんだよ。 どこの猫か知らないけど、夜中には、ぎゃぁぁ～～って泣くわ、 あちこちにフン・おしっこ…

②亀の甲より年の功よりママの効。 あたしゃミケ。老描よ。三毛猫だからって、酒豪のスナック老ママが名付けてくれた。 この店の売りはママお手製のご当地日本酒がタップリしみ込んだ１/5バームクーヘン。 利き酒にやってくる若いのもちらほらいるよ。最近は、ごま・ほうじ茶・抹茶・ゆず・ 梅桜のフレーバーが女心もくすぐるようで、女の客も増えだした。なんで１/5かって？ そりゃ5匹の５等分だろうとあたしゃ思うね。フレーバーも５。 ママって、何気に心憎いじゃない？（笑） ある日の客もいない夜、カウンターでうたた寝してた老ママが飛び起きて言うのよ。 「ちょいと、ミケ！あ、あんた、恩返しで人間に化けて店手伝った覚え…

皆さんこんにちは。三匹の猫たちと暮らしている５０代主婦しろいふとしです。 モフモフでフワフワ。毎日幸せだけど、ふと我に返ると愚かで滑稽な自分の姿に笑ってしまうこともあります。 まあ、幸せだからいいんですけどね…。 中腰で猫を追う 足元を歩いているみーを触ろうと腰をかがめます。しかし「気分じゃないわ」と飼い主の手をすり抜けていくみー。 でも触りたい。みーの被毛は格別にフワフワ。 腰をかがめたまま、みーの腰のあたりを撫でまわします。 「やめてってば」と迷惑そうな顔をしてトタトタと前へ。みーが進むのに合わせて、四つん這いのような姿勢で飼い主も前へ。 腰を撫でまわされる猫と、腰をかがめた飼い主の行進が…

①若く見えても、老犬だい！ ボクの名前はコッカー。コッカースパニエルだから。 今の飼い主が適当に付けた。（笑） 僕の方が年上ということにも気づかず、こき使う。気づけ。 ドッグカフェ、もとい、ドッグ小料理屋に来るお客さんも気づけ。 調理に接客に出前までやってるんだ。いいかげん老犬だってことに気づけー！ ・・・・・・・・・・ 小料理屋の毒舌親父が呟いてた。「くっそー同じ班に住んでたあのジジイ、県営住宅 に移り住むって言うから病持ちだしいい年だし、班長もゴミ当番も免除してやって たのに、明日引っ越しますと言って挨拶も早々に手渡してったのがこのカチコチの、 煎餅かよ！歯の無いモンらもいるってのに！柔ら…