ロシアのウクライナ侵攻を受けて、水産物の相場や、流通に影響が広がってきました。 輸送コストの上昇で、生サーモンの豊洲市場での卸値は、過去最高水準で推移しています。 3月から入札が始まった助子(タラコ)も上昇基調が続いています。 ウクライナ侵攻が長期化すれば、ロシア産のシェアが高いカニやウニなどへの影響が広がりそうです。 3月上旬、ノルウェーから輸入する生サーモンのセミドレス(現地で内臓を抜いた状態)の卸値が、豊洲市場で、1㎏、2,100円と最高値をつけました。 2月下旬のウクライナ侵攻前の卸値は、1㎏、1,800円程度でしたが、3月下旬時点では2,000円と高値圏にあります。 フィレ(切り身)…