●歌は、 「あしひきの山のしづくに妹待つと我立ち濡れぬ山のしづくに」(大津皇子)と巻 「我を待つと君が濡れけむあしひきの山のしづくにならましものを 」(石川女郎) である。 香芝市中央公民館万葉歌碑(大津皇子) 香芝市中央公民館万葉歌碑(石川郎女) ●歌碑は、奈良県香芝市下田西 中央公民館前庭にある。歌は四角柱の歌碑の裏表にそれぞれ彫り込まれている。 中央公民館は総合体育館と同じ敷地内にあるので、歩いて移動。公民館の前庭に歌碑が立てられていた。 ●歌をみていこう。 ◆足日木乃 山之四付二 妹待跡 吾立所沾 山之四附二 (大津皇子 巻二 一〇七) ≪書き下し≫あしひきの山のしづくに妹待つと我(わ…