「騙されないための中東入門」高山正之、飯島陽 <所感> 日本に抜港する中東への言説を一刀両断。 なお、これは他国やある宗教を敵視するという類のものではないことは言うまでもない。 当たり前だがそこには文化、慣習、思想の違いがある。大事なことはまずはそれぞれを知ること。 他国の問題を指摘することが悪いことというのは思考停止である。 それが前提となれば国際情勢を客観視できないのでしてはいけない。 代表例がイスラム教の教義。ここでは多神教は殺すべき敵と限定されている。 そしてイスラム国を名乗るテロ組織はこの教義を忠実に実践している。 テロは糾弾したいといけない。しかし彼らのような行動を糾弾することはそ…