晴。積雪。 自室から。 長時間ぼーっとする。 昼。 國分功一郎『手段からの解放』(2025)読了。「シリーズ哲学講話」の二冊目。おもしろかったが、「楽しむ」などということをカントに依拠して究明せざるを得ないという現代の、「病的」たるを図らずも浮き彫りにしていると、ちょっといえるかも知れない。わたしはバカなので、「楽しむとは何か」という問い自体が、「病的」に感じられないでもないということである。そんなこと、いちいち「哲学的に」問わねばならぬことか? しかし、本書を読むと、それはやはりされねばならぬ、という感想も浮かんでくるのである。我々はもはや、「楽しむ」ことがわからなくなってしまっている、そう…