読んでいた本、高根正昭,1979,『創造の方法学』,講談社現代新書、に、概念について書いた部分がありました。 ここで心に残ったのは、 「概念とはもともと 人間の経験が凝縮したものであろう。」 という文章です。 概念の意味を調べると、 「個々の事物から共通の性質を 取り出してつくられた表象。 内包(意味内容)と外延(適用範囲)とからなり、 名辞と呼ばれる言語によって表される。」 とあります。 (出典は「精選版 日本国語大辞典」、 以下同じ。) (上で下線を引いた語句は、 下で説明します。 下でも下線を引いた語句があり、 それぞれの下で説明しています。) 上で示した概念の意味のうち、よく分からない…