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高橋伸夫
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高橋伸夫

(読書)
【たかはしのぶお】

リスト::学者::社会科学

経済学者、東大教授。専門は経営学、経営組織論。1957年7月16日北海道小樽市生まれ。小樽潮陵高校卒、1980年小樽商科大学卒。1984年筑波大学大学院社会工学研究科博士課程中退。87年「組織設計と統計的決定」で学術博士。84年東京大学教養学部助手（統計学）、87年東北大学経済学部助教授、91年東京大学教養学部助教授、94年東京大学経済学部助教授、96年経済学研究科助教授、1998年経済学研究科教授。

著書

‐『組織活性化の測定と実際 : 職場のぬるま湯感がわかる』日本生産性本部 1989.12
‐『経営統計入門 : SASによる組織分析』東京大学出版会 1992.11
‐『組織の中の決定理論』朝倉書店 1993.9.シリーズ<現代人の数理>
‐『ぬるま湯的経営の研究 : 人と組織の変化性向』東洋経済新報社 1993.1.

  • 『経営の再生 :戦略の時代・組織の時代』有斐閣 1995.5.
  • 『できる社員は「やり過ごす」 : 尻ぬぐい・やり過ごしの凄い働きを発見した』ネスコ 1996　のち日経ビジネス人文庫
  • 『日本企業の意思決定原理』東京大学出版会 1997.10.
  • 『鉄道経営と資金調達 : 経営破綻を未然に防ぐ視点』有斐閣 2000.8.
  • 『虚妄の成果主義 : 日本型年功制復活のススメ』日経BP社 2004.1　のちちくま文庫
  • 『〈育てる経営〉の戦略 : ポスト成果主義への道』2005.4.講談社選書メチエ
  • 『コア・テキスト経営学入門』新世社 2007.10.ライブラリ経営学コア・テキスト
  • 『組織力 : 宿す、紡ぐ、磨く、繋ぐ』2010.5.ちくま新書
  • 『ダメになる会社 : 企業はなぜ転落するのか?』2010.11.ちくま新書
  • 『殻 : 脱じり貧の経営』ミネルヴァ書房 2013.3.

共編著

  • 『変化の経営学 活性化・情報化・民営化・国際化 テキスト&リーディングス』高柳暁共編著 白桃書房 1994.11.
  • 『未来傾斜原理 : 協調的な経営行動の進化』編著 白桃書房 1996.11.
  • 『組織文化の経営学』編著 中央経済社 1997.4.
  • 『経営管理』塩次喜代明, 小林敏男共著.1999.3.有斐閣アルマ
  • 『生存と多様性 : エコロジカル・アプローチ』編著 白桃書房 1999.4.
  • 『超企業・組織論 : 企業を超える組織のダイナミズム』編.有斐閣,2000.10
  • 『組織と意思決定』桑嶋健一共著.朝倉書店,2001.3.シリーズ意思決定の科学
  • 『170のkeywordによるものづくり経営講義』編 ; 東京大学ものづくり経営研究センター著.日経BP社 2005.9
  • 『リサーチ・マインド経営学研究法』藤本隆宏, 新宅純二郎, 阿部誠, 粕谷誠共著　2005.9.有斐閣アルマ
  • 『ライセンシング戦略 : 日本企業の知財ビジネス』中野剛治共編著 有斐閣 2007.10.東京大学ものづくり経営研究シリーズ
  • 『よくわかる経営管理』編著 ミネルヴァ書房 2011.10.やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ

翻訳

  • 『オーガニゼーションズ : 現代組織論の原典 -- 第2版』ジェームズ・G・マーチ, ハーバート・A・サイモン ダイヤモンド社 2014.8
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仕事力•9ヶ月前

不合理な意思決定

経営学者の高橋伸夫さんの著書「組織力」（ちくま新書 2010年）を拝読して、現実の意思決定の不合理さになるほどと感心しました。著者は第１章の冒頭でこう述べています。 人生は、勢いでしか決められない「重大な意思決定」と熟慮に基づいた「つまらない意思決定」とで彩られている。 結婚とか就職とか不動産を買うとかといった人生で重要なことを勢いで決めていることが多いようです。それを「運命」と呼ぶ人もいます。 一方、トイレットペーパーなどの安い買い物ために価格を比較検討し熟慮の上、少し遠方のスーパーまで出かけたりします。 現実には、根本的で本質的な大問題をやり過ごして目先の小さな意思決定を行ったり、あるいは…

#高橋伸夫#意思決定#やり過ごす#見過ごす#読書

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17ブックマーク3時間インタビュー『日本の人事部』 - 高橋伸夫 - 「成果主義」を終焉させる時が来た人事制度面での大改革と言われる「成果主義」。 10年後には日本でも常識になっているかもしれない。 だが、この米国発のシステムが企業内に混乱をもたらすことはないのか。 成果主義で成功する企業と失敗する企業はどこが違うのだろうか？ 「年功序列」型の賃金制度への批判を追い風にして、日本の企業へ一気に広がった...member.jinjibu.jp
12ブックマークAmazon.co.jp: できる社員はやり過ごす: 高橋伸夫: 本www.amazon.co.jp
11ブックマーク梶ピエールの備忘録。 - 高橋伸夫『党と農民―中国農民革命の再検討』kaikaji.hatenablog.com
11ブックマーク高橋伸夫 (2000)『鉄道経営と資金調達』有斐閣 著者版(全文HTML)高橋伸夫 (2000)『鉄道経営と資金調達』有斐閣.　著者版(全文HTML) Takahashi, N. (2000). Railway management and financing schemes. Tokyo, Japan: Yuhikaku (in Japanese). 解説 著者版(全文PDF): 東京大学学術機関リポジトリ 本の著者版(全文HTML/全文PDF)を「CC BY」ライセンスで公開 目次 序章　メッセージ 第1章...books.bizsci.net
9ブックマークAmazon.co.jp: 虚妄の成果主義: 高橋伸夫: 本www.amazon.co.jp
6ブックマークAmazon.co.jp: 〈育てる経営〉の戦略: ポスト成果主義への道 (講談社選書メチエ 328): 高橋伸夫: 本www.amazon.co.jp
6ブックマーク経営学系ではまともな本：高橋伸夫「ダメになる会社　企業はなぜ転落するのか」（ちくま新書）: 湘南の風に乗って湘南の風に乗って、あれこれ好きなことを書きまくります。 名古屋市出身。 上智大学経済学部経営学科卒。 横浜市立大学大学院経営学研究科終了（経営学修士） 外資系金融機関で外為部門などを経由して、いまは化学メーカー勤務。 毎朝江ノ電とＪＲ東海道線などで通勤。 いい年したおっさんですがよろしくお願いします。 ...shounan-wave.seesaa.net
6ブックマーク最先端を鵜呑みするのではなく足場を固めよ、東大・高橋伸夫教授premium.nikkeibp.co.jp
5ブックマークAmazon.co.jp: リサーチ・マインド 経営学研究法 (有斐閣アルマ): 藤本隆宏, 高橋伸夫, 新宅純二郎, 阿部誠, 粕谷誠: 本www.amazon.co.jp

関連ブログ

いわねさとしの活動報告ブログ•1年前

高橋伸夫さんと活動（南風街宣８８）【横須賀中央駅前　2023年9月24日（日）】

活動報告 24日（日）は「のぶさん」こと高橋伸夫さん、「なななさん」と一緒に、コロナワクチンに関する街宣活動を行いました。私にとって初の横須賀はとても新鮮で愉しめました♪ のぶさんがツイッターにアップして下さった私の演説の様子 9月24日 横須賀中央駅前で､いわねさんと､有志看護士会のなななさんと3人で街宣しています❗📣いわねさんと一緒に街に立つのは､去年の藤沢以来約１年ぶりです😊#コロナワクチン被害#危険なXBBワクチン pic.twitter.com/HSG7emoQD3 — nobu🎗高橋伸夫🍀 (@nobu86651069) 2023年9月24日 のぶさんの演説の様子は、こちらからご覧…

#横須賀#街宣#コロナワクチン#高橋伸夫#ストピ#ピアノ#ヴェルニー公園#沖縄料理#与論乃風
いわねさとしの活動報告ブログ•1年前

竹田りかこさんと活動（南風街宣７８）【茅ヶ崎駅北口　2023年8月12日（土）】

活動報告 12日（土）は竹田りかこさんと2人で、茅ヶ崎駅北口にて街宣活動を行いました。 今回は私にしては珍しく、コロナワクチン問題を中心とした街宣活動でした。久しぶりのコロナワクチン演説はとても新鮮で、活動に誘ってくれた竹田りかこさんに心から感謝です。 真夏の一番暑い時期ですが、上の写真を見てわかるように、ちゃんと日陰に入っています（笑）。それでも2時間の活動が限界でした。先の長い闘いですから、無理はしません。 以前の私とは違い、 「コロナワクチンは危険なので、もう打たないで下さい！」 などの言い方はしませんでした。 「接種率が落ちますよ？」 「みんなが打たないなら、あなたも打たなくていいかも…

#竹田りかこ#BUNBUNハニー#高橋伸夫#茅ヶ崎#街宣#コロナ#ワクチン#いわね#南風
myzyyの日記•2年前

未来！未来！未来！：「虚妄の成果主義」高橋伸夫

1990年代のバブル崩壊以降、日本の大手企業の多くでは年功制の賃金制度が見直され、成果主義型の賃金制度が採用されることになった。 本書は、＜１＞これまでの仕事の成果を何らかの客観的な手法で評価する、あるいは、＜２＞そうした成果に応じた賃金体系で動機づけを行う制度を、成果主義であると定義する。そして、成果主義は仕事への動機づけとして機能せず、企業経営にとって有害であるとする。 なぜなら、＜１＞仕事の成果を表現する客観的な指標は厳密には存在せず、＜２＞人を積極的に仕事に動機づけるのは、賃金のような外的な報酬ではなく、仕事内容そのものであり、仕事内容を自ら決定して、効果的な変化を生み出したいという欲…

#高橋伸夫#虚妄の成果主義
鯨の書斎 転がる本のように•2年前

大学４年間の経営学が１０時間でざっと学べる 高橋 伸夫【著】 ＫＡＤＯＫＡＷＡ

今日の気になる書籍のご紹介 いま話題の書籍や古書などジャンルを問わず 良いなと思った書籍を幅広く 関連書を交えて紹介していきます。 本日の、ご紹介する書籍はこちら。 角川文庫 大学４年間の経営学が１０時間でざっと学べる 高橋 伸夫【著】 ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2019/01発売） 大学4年間の経営学が10時間でざっと学べる (角川文庫) | 高橋 伸夫 |本 | 通販 | Amazonサイズ 文庫判／ページ数 224p／高さ 15cm 商品コード 9784046040589 本の写真 おもてのカバー面です。 うらのカバー面です。 うらのカバー下面です。 おもてのカバーの下面です。 背面になります、…

#高橋伸夫#高橋_伸夫#本#社会／一般
こゆの読書と美術の備忘録•4年前

「大学4年間の経済学が10時間で学べる」を読んで

概要 構成 感想 概要 タイトル：大学4年間の経済学が10時間で学べる 著者：高橋伸夫 東京大学経済学部教授である著者が経営学で知っておきたいトピックスについて２０項目にまとめて解説しています。 東大の経営学が「ざっと」身につきます！ （表紙裏） 経営学で知ってほしいことを20項目に整理し、各項目は30分以内で読めるようにしました。10時間以内で大学の経営学をざっと学んで、幸せな企業社会を築く第一歩にしましょう。 （はじめに p3） // リンク 構成 はじめに 第１部 経営組織論 01 経営管理の始まり 02 意思決定 03 組織デザイン 04 マクロ組織論 05 モチベーション 06 リー…

#読書#高橋伸夫#経営学
まちづくり・社会教育活動の実践あれこれ•1ヶ月前

読了「奇跡の社会科学」中野剛志

どんな本 教養にして実用。組織改革の失敗、自殺、戦争、すでに答えは出ていた。MウェーバーからEHカーまで、現代の問題を解決しうる名著の知恵。 感想 社会科学とは何か、著者の「世間の難しさを解明するために社会科学がある」という言葉が言い得て妙。全体的に非常に難解で、メモ量も膨大に。しかし何度も見返して理解を深めていきたい。社会科学の中にこそ、我々人間の幸福や未来への明るい道筋があると信じて。特にロシアのウクライナ侵攻など、戦争についての記述は非常に有益であった。 表紙 要約・メモ （第1章・なぜ組織改革は失敗するのか） ウェーバーの官僚制の分析は、現代でも十分通用。むしろ今もなお支配されている。…

未来社会の道しるべ•4ヶ月前

なぜ大躍進政策より文化大革命の評判が悪いのか

「中国共産党の歴史」（高橋伸夫著、慶應義塾大学出版会）は興味深い本でした。 ほとんどの歴史書で統計的に短く扱われている大躍進政策について、最新の研究結果を含めて、詳しく書いています。地域によって、餓死者数はかなりの差があるようです。 この大躍進政策の失敗での餓死者は中国だけにしか存在しませんが、世界中を巻き込んだ世界史上最悪の第二次世界戦争の戦死者数と匹敵します。人の命が平等であるなら、第二次世界大戦と同じほどの時間と労力をかけて大躍進政策について研究すべきなのですが、そうなっていません。中国以外の国が研究することはないでしょうし、共産党政権が続く限り中国が研究することもなく、万一あったとして…

道に志し、芸に游ぶ•4ヶ月前

2024年7月の振り返り

7月は、なかなかに慌ただしくも充実した一月だったように思う。 まず第1週に東アジア近代史学会、第2週に国際文化学会と、学会の年次大会が相次いだ。前者は國學院大学での開催。2日目のシンポジウムは今年「150周年」となる台湾出兵／牡丹社事件をテーマにしたものだった。朝から夕方までひらすら台湾出兵／牡丹社事件の話を聴くのも稀有な体験だったが、登壇者には日本史・中国史・琉球史・台湾史の各分野、さらには文化人類学の専門家などが揃い、多種多様な角度から一つの歴史的出来事を捉えていくことによる面白さを学んだ。 後者は専修大学での開催。同学会の大会に参加するのは初めてだったが、「文化」という視角からさまざまな…

ライフイズビューティフル•5ヶ月前

衰退の法則 | 小城 武彦 (著) | 2024年書評62

企業の衰退に関して日本企業に特色があり、過去の破綻企業からヒアリング調査を行いまとめた本になります。読後の納得感は少し薄いものである理由には日本企業に絞って行い、日本的な価値観と紐づけながら結論を導くような形であり、結論ありきな側面が拭い切れなかった点は少しモヤッとする部分はあるものの、企業が衰退するサイクルというものがどのようなものであるのかという内容は国内外ともに当てはまるサイクルにあるように思うのでその点は勉強になる部分も多くありました。 特に一番疑問であったのはなぜ国内に絞っているのかという点ですが、自身で確認する中で特別日本企業のみ倒産が多いという情報はなく、日本はむしろ減少傾向であ…

頭の上にミカンをのせる•8ヶ月前

自社株の無償で配布されるのを拒否する人たちと「資本主義と戦うギャル」という間違いだらけのマンガを信じちゃう人には共通するものを感じる

togetter.comコレに関連して、💩みたいなマンガを見かけたので簡潔にツッコんでおきます。NISAとかいう巨大な博打に国民全員巻き込まれてるのにね😔 https://t.co/DfOXLQFzuG pic.twitter.com/Lq8d8zVo5u— Mihana (@mihana07) 2024年3月21日 というか、このMihanaって人、新党くにもりのクソプロパガンダマンガ描いてた人と同じような匂いがするんですが、なんかつながりあるのかな？ Mihanaさんは、あまりにも資本主義や市場経済というものにたいして無知すぎるのに、自分が知ってるニワカ知識だけでロジックを組み立てようとす…

仕事力•9ヶ月前

日本型年功制の是非

先日もテレビのニュース番組で、成果や実力に基づいた人事制度に切り替えるべきだと語る解説者がいました。この考え方は、従来の年功制を否定するものです。 ちょっと古い本ですが、高橋伸夫さんの著書「できる社員は『やり過ごす』」（日経ビジネス人文庫 2002年）を拝読しました。著者は、成果主義を否定し、日本型年功制でも差がつくし、社員に甘くない制度だと述べています。 著者がアンケート調査や聴き取り調査を行ったところ、２０歳代の社員は年功序列的だと考えていますが、４０歳代の社員はそうではないと考えています。 実は年功制を採る企業の人事管理を調べると、入社時から社員の人事評価が詳しくなされていることがわかり…