また訃報。年の瀬は特に、切ない気分にさせますね。 まして、つい最近、谷川俊太郎さんの訃報で寂しい気持ちをしたばかりなのに。 今回は高橋真琴さんです。今年卒寿(90歳)でも、展覧会を開催されていたので、お元気なのだと思い込んでいましたが……。 昭和世代の筆者にとって、高橋真琴さんの絵は女の子の基本アイテムでした。 筆者にとっての一番は「ぬりえ」。昭和のぬりえ本は小さな冊子でたくさん売られていて、筆者は子どもの頃何冊も買ってもらいました。たぶん、本屋じゃなくて、文具店とかで買ってもらったような気がする……。 たしか、はじめて24色の色鉛筆を買ってもらったときも、高橋真琴さんの絵だった。もう、うれし…