以上、『朝の波紋』(スタヂオ・エイト・プロ=新東宝1952:五所平之助)より 『朝の波紋』(スタヂオ・エイト・プロ=新東宝1952:五所平之助)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。4月9日(火)から始まった「生誕100年 高峰秀子」特集の1本。310円。 朝の波紋(103分・35mm・白黒) 6ヵ月間のパリ滞在から帰国後の復帰第1作。貿易会社の敏腕秘書・篤子(高峰)は大手商社の営業部員(池部)をライバル視するが、やがて惹かれあう。高見順の新聞連載小説を映画化し、戦後復興期の東京を舞台として機敏に働く新しい女性像を中心に個性豊かな人物たちを魅力的に描く。 (以上、国…