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高等学校卒業程度認定試験

(一般)
こうとうがっこうそつぎょうていど

[英] Certificate for Students Achieving the Proficiency Level of Upper Secondary School Graduates
高等学校卒業程度認定試験は、高等学校を卒業していない者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と「同等以上の学力」があるかを認定する試験のこと。略称は「高認」。
文部科学省が年に2回実施している国家試験の一種で、かつては大学入学資格検定(大検)と呼ばれていた。
大検においては定時制・通信制の生徒に限られていたが、全日制高等学校在学者の受験も認められるようになり、受験する年度末に満16歳以上であり、大学入学資格を持たない者であれば、誰でも受験可能になった。
合格すると以下の効力が生じる。

  • 公的に「高等学校を卒業した者と同等以上の学力がある」とみなされる(高等学校卒業程度認定試験規則第1条)。
  • 大学・短期大学・専門学校の受験資格を得ることができる。

試験科目

合格に必要な科目は以下の通りで、科目数は8(現代社会でなく、倫理と政治・経済を選択した場合は9)となる。

国語
国語総合(必須)
地理歴史
世界史A / 世界史B(いずれか1科目必須)、日本史A / 日本史B / 地理A / 地理B(いずれか1科目必須)
公民
現代社会 / 倫理 / 政治・経済(現代社会1科目ないし倫理と政治・経済の2科目のどちらか必須)
数学
数学I(必須)
理科
理科総合A・B / 物理I / 化学I / 生物I / 地学I(いずれか2科目必須)
外国語
英語(必須)

合格

各科目の合格基準をすべて満たせば高等学校卒業程度認定となる。ただし、一部の科目だけ合格した場合、当該科目は次回以降受験が免除される。

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