本日も中村稔さんの「私の平成史」から話題をいただくことにです。 昨日に唐突に中村さんの「文学館感傷紀行」のくだりを引用したのであり ますが、1998年から2011年まで財団法人日本近代文学館の理事長を勤め、 財団の健全運営に尽くされていたのでした。そんなことから、全国の文学館が どのようになっているかで私的に視察をしたというのが、「文学館感傷紀行」に まとまったとなります。 文学館のほとんどは、自治体が設立してスポンサーの役割を担っています が、「日本近代文学館」は、そのような固定したスポンサーはないので、中村 さんは財源確保のために寄付のお願いやら、独自事業などをすることに尽力 とあります。…