ライオスパーティーから一転、カブルーたちへと視点が移る話。 カブルーは人間という種族そのものに興味を持っており人文・社会系に強かった。 個人一人ひとりが持つ思惑が集団になると相乗効果を発揮する事に興味を惹かれていた。 そのためダンジョンで会った個人は事細かにその人となりを覚えていたのであった。 また人間に興味があるため対人戦には滅法強く、チンピラたちを嬲り殺しにしていく。 だが自分の信条が絶対的に正しいと思い込んでいるフシがあり冷酷な所も併せ持っていた。 そして高邁な理想を掲げるも魔物戦に関してはからっきしであり実力が伴わない。 ライオスたちに対しては人間に興味が無いと断罪し、見下しながら危険…