歌舞伎鑑賞教室を観劇。色々建て替えで揉めている国立劇場が使えないので、荒川区民会館(サンパール荒川)での上演となった。駅から結構離れている事もあり、中々厳しい入り。先の若太夫襲名公演もそうだったが、やはり国立劇場の様には入らない。場所が場所だけに致し方なしか。しかも文楽と違い、花道が必要な歌舞伎公演。先の写真でも紹介したが、花道が短いので、今回の「封印切」の様な出と引っ込みが重要な演目は、基本的に向いていない。それでも筆者は花道の側で観劇したので、間近で鴈治郎の至芸を堪能出来のは幸いであった。 幕開きは「歌舞伎のみかた」。芝居には出ない宗之助が、この一役で上演に参加。贅沢な話しだ。花道から出て…