去年の10月に実家に帰った時に見つけた恐怖の書物。 まじめなうちの父、このような本を購入してお勉強していたらしい。 無事故無違反で優良ドライバーのステッカーを何枚も貰っていた父。 運転免許証で家族を養ってきた父。 そんな父がこのような書物に頼らないと免許の更新が不安になってきたという現実。 この本を見つけた時、なんか苦い砂を噛んでいるような気分。 喉元まで出かかった言葉、『勉強しないと更新できないんだったら返納すれば?』 本来なら、すぐに言うべき言葉なのはわかっている。 でも、便利ではないこの場所で生活しているのは両親で、その両親にとっての移動手段が車しかないのは確か。 今のわたしは、近くにい…