たまに、自分が高齢者になった時のことを妄想する。きっかけは、夢でも見たんじゃなかったかと思うが、妙に頭についていて、ふとした時に思い出すのだ。 念のため、独りよがりな妄想なので、万一、不快感を感じる方がいらっしゃったら、お詫び申し上げます。 さて。 少子高齢化が進み、現在でも高齢化社会のトップランナーである日本。街で見かける人の大半が高齢者という位置付けに、どんどん近づいている。 妄想の中に出てくるのは、高齢者タウンだ。 高齢者だけで街を作り、高齢者の、高齢者による、高齢者のための街である。 そこではまず、高齢者、という自身の立場の選り分けが必要ない。 なので、おそらく開放的な気分になるのか、…