今年の年金減額で年間1万円ほど年金受給額が減少している。一旦減額された年金は賃金や物価が上昇してもマクロ経済スライドがある為決して元に戻ることはない。 今のままだと毎年確実に年金支給額は減額される。現時点で厚生年金受給者の中央値は月15万円(年間180万円)程度だが、従来通り65歳から年金を受け取れるとしても現在40歳の正社員が25年後に受給できる年金額は年間165万円(月13.75万円)程度である。(毎年6000円減額で計算) 現在、大阪市では年間119千円(年収165万円で算出)の介護保険料は過去25年では2.8倍になっていることから最低でも2倍の23万円にはなっているだろう。同様に単身者…