今日は、目が覚めた瞬間から「また一日が始まるのか」と感じた。 身体はベッドに沈み込み、動きたくないという気持ちが全身を覆う。 特に理由はないけれど、何もしたくない。 いや、「理由がない」なんてことはないのかもしれない。 疲れ切った心が「もう頑張らなくてもいいよ」と言っているように感じる。 朝食をとる気力もなく、水を一口飲んでから、しばらくぼーっと天井を見つめていた。 何を考えていたのかさえ思い出せない。 ただ、頭の中は霧がかかったようにぼんやりしていて、思考がどこか遠くに行ってしまったようだった。 時間だけが過ぎていく。 時計の針の音が妙に耳につくけれど、それを止める方法なんてない。 鬱の波が…