鬱屈

*[ウェブ進化論]感情の天気に注意。 現代の先進国のように、ある意味かなり歪な「ホワイトカラー」などという分類で、細かなサプライチェーンの一端を担うような人たちが抱く"鬱屈や矛盾"などはよく映画や小説の材料になる。 その歪さを特徴的に取り上げて、見ている人たちの共感を呼び起こすのだと思う。 都会でメンタルを損なう人の多さを見ていると、何か「正常な感情の交換がされないような社会」になっているのだと思わずにはいられない。 けれどみんなそんな「便利なところ」に集まってくるから、ますます「歪なバイアスに拍車がかかる」ということになっているのだろう。 それはともかく。 自分の周囲の家族とか友人とか仕事先…

ちょっと今辛いです。ゲームとは関係ないが、眠気がない。こういう時にゲームやるのがいいのかなとか考える。 めちゃくちゃ眠いのも問題だが全然眠れないのも問題だ。端っから寝る気がないのなら問題ないが、こっちは寝たいんだ。それでも身体が許してくれない。結構きついぞ。 とりあえず今の不調をなんとかしなきゃいけないと思う。まあ時間が遅くなってきたら、最悪朝まで起きていたら、そのうち自然と寝落ちするかもしれないが。 今はゲームやる大チャンスと捉えたほうがいいか。そういう前向きな思考を持てば、人生楽になるんだろうな。僕はついつい悪い方向に考えがちなんで。そういう性格だから仕方ないんだけどさ。 今できること、や…

断酒の事前準備は必要だよって話。 とかく、肉体的依存が抜けると楽になる。 とか、 最初の一週間であとは大丈夫とか。 情報がネット上には多いが。それよりも重要なのは 「断酒後の生活の準備だと思う。」酒を止めて現実に戻った時に訪れるのは 連続飲酒中に、 うっちゃり続けていた現実の山。請求書対応、人間関係、 部屋の掃除、仕事 今ままで見ない見ないしてきたことが 徒党を組んでやってくる。それを日々消化しながら、 飲酒欲求を抑えながら 一歩一歩進んでいかなければならない。さらに辛い事に、 周りは一向に認めてくれない。 「どうせ今だけだろ？ またすぐ呑むんだろう？」 とずっと疑いの目を向けてくる。 こんな…

異常気象、異常気象と、毎年のように聞く。 毎年なのだから、そろそろ異常気象と呼ぶのも考えなければならないのでは、と思ったりもしている。 ただ、四季があり、気象現象が季節の風物詩だった時間が長くあるので、その悠久の歴史と同じ線上にあると思えば、確かに今はまだ異常な気象であるが、あと数十年もすれば、観測史上という枠の中では、異常ではなくなるだろう。 ただ、これまでの正常な気象と違い、パターン化、ルーティン化という意味では今の気象は弱く、さて今年はどんな気象の一年になるのか、と、毎年、構えを新たにせねばならない。 その安定性のなさという意味では、正常な気象に昇格するのは難しいかもしれない。 さて、愚…

毎日更新をやめることにした。クラシックを聴く量がだいぶ減ったこともあるし、体調的に良い方向なのか悪い方向なのかは判断が難しいのだが、少なくともブログを書くことに飽きてきてストックが溜まらなくなってきた。日記というか生存記録も兼ねているので、更新ゼロにだけはならないように続けるのが目標。この世界でただひとり自分のためのまえがき終わり。 TESTSET『EP2 TSTST』 くるり & Daniele Sepe「La Palummella」 ずっと真夜中でいいのに。「TAIDADA」 Velludo「Speak Like」 Xamd「世界の終わりの朝に」 家主『YANUSHI EP』(2019) …

鬱屈としていた。生きているという感覚が欲しかった。そのエネルギーは創造という世界に向かう。自分でも処理ができない程の理不尽を経験すると、人の精神は統合力を失い分裂を始める。人の悪意に触れる事も多かった10代。才能や際立ったスキルを持つと、攻撃の対象になる時がある。根も歯もない噂を流され、外に出ると白い目を向けられる日々は、なぜという怒りと憂鬱な社会や人に対する憎悪を心に蓄積させた。運が悪かったとしか言えない。偶々、人間のクズが周りに居たのだ。喜怒哀楽は消え、明るく活動的な性格も何処かに息を潜めた。自分という人間があたかもこの世に居ないかの様に、振る舞う日々。苦しみの最中、僕は創造的な世界に救済…

僕は、アーティストであるマテウシュ・ウルバノヴィチさんに一方的なシンパシーを感じている。 初めてウルバノヴィチ氏の画集（東京店構え）に目を通したときに、他のアーティストにはない温かみのある線や水彩特有の温度感のある色使いに目を奪われた。その画風は、まるで宮崎駿先生の水彩スケッチのようであり、おこがましいかもしれないが、瞬間的に「この人は僕と同じテーマ性を持った人だ」と直感した。 その後、作品集に限らず、氏のインタビューやYoutube動画などを意識的に見るようになり、道具・アートに対するこだわりや、宮崎駿先生に対するリスペクトの念を知るにつれて、僕はますます（一方的な）シンパシーを強めていった…

僕たちは逢えますか？ イルマーレ 01年製作の同名韓国映画を「スピード」以来12年ぶりとなるキアヌ・リーブス＆サンドラ・ブロックの共演でリメイクしたタイムトラベル・ラブストーリー。湖畔に建つガラス張りの一軒家に住む女医のケイトは研修を終えて新たな勤務先のあるシカゴへ引っ越すことになる。手紙の転送をお願いするために、次の住人に郵便ポストに置き手紙を残したケイトだったが、次の住人であるアレックスから奇妙な手紙を受けとる……。監督はアルゼンチン、オランダを経てハリウッドに辿り着いたベテラン映像作家アレハンドロ・アグレスティ。https://eiga.com/movie/1699/ 偉大なる建築家に鬱…

2024年10月11日(1069日目/1687日目) ヘルノー採血 いよいよ いよいよです。健康診断、来てしまいました……。今日は朝から日記を書いています。血を抜かれてから2,000文字も書く元気はないと思うので。そんなこと、絶対にできない。「ｳｩ……ｱｧ……」みたいなことしか書けないです。自信がある。健康診断って問診票があるじゃないですか。郵送されてきて、事前に書いて持ってくやつ。いくつか質問があって、当てはまるものがあれば丸をつけるんですけど。その中の一つに「採血をして気分が悪くなったことがある」って項目があって。思いっきり丸をしてやった。 そもそも採血をして体調が悪くならない人、いますか…

前回の続きです。 中城村から北上して うるま市の観光地でもある海中道路のパーキングに車を停めて野鳥を探してみることにしたのですが 10月とはいえここは沖縄。 海で遊ぶ行楽客がまだまだ多いので護岸や小さな砂浜には野鳥の姿は無く、対岸にクロサギとチュウシャクシギが1羽ずつ居るのみ。 クロサギ（うるま市2024年10月6日） しかもカメラの取り出しに手こずってしまいチュウシャクシギの写真は撮れなかったのが残念。 早朝からここまでは 初遭遇のコキアシシギ以外テンションが上がる出会いがないまま今度は南下することにしました。 島の太平洋側を 休憩を挟んで１時間ほど南下して与那原町板良敷のイノーへ向かう。 …

Hiphop界の使い捨てのヒーロー、Beatnigsのメンバー二人によるPolitical Industrial Alt-Hiphop ProjectのMTVでも皮肉に流されてた曲。meat beatのjack dangerがミキシング。Post Punk-EBM-Industrial-Illbient横断Avant-Hiphop.Loner Mumbleつぶやきラッピン&世紀末Sci-Fi半生鬱屈ビートしっくりじっくり、状態良好widR1500 https://www.discogs.com/release/85396-The-Disposable-Heroes-Of-Hiphoprisy-…

てなことで1日置いての、秋アニメ1話視聴感想、その3です。 時間が圧倒的に足りません！おのれ4勤め！ 今週もスタート開始作品、非常に多いです。なので感想もさくさくとお送りできればと思っていますが、どうせいつものごとく、後半に文字数が(以下略) ではでは。こちらの作品からスタートです！ ・『パーティから追放されたその治癒師、実は最強につき』 ・・・どうして主人公は無能呼ばわりされているのでしょうか？そしてどうしてこの主人公に助けてもらった少女は髪の色が変わったのでしょうか？ その辺り、気にならないこともないのですが。なんでしょうね。ね。 察して下さい。今のところ、1話視聴作品の中でいちばん、体感…

ツミデミック 作者:一穂 ミチ 光文社 Amazon おすすめ ★★★☆☆ 【内容紹介】 大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中にはなしかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った。過去の記憶と目の前の女の話に戸惑う優斗はーー「違う羽の鳥」 調理師の職を失った恭一は家に籠もりがちで、働く妻の態度も心なしか冷たい。ある日、小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人からもらったという。隼からそれを奪い、たばこを買うのに使ってしまった恭一は、翌日得意の澄まし汁を作って老人宅を訪れるがーー「…

夏は暑くてとても息ができないから涼しくなって本当に嬉しい。どう考えても着る季節が短いだろうなっていうアウターをもう2着も買ってしまった。涼しくなって蚊に刺されることすら嬉しい。あなた達もやっと息がつけるようになったんだね。 そして関西でもついに発売された豆腐ガトーショコラを貪り食う秋です。 https://m.youtube.com/watch?v=UUjLMDHlnGg ピークタイム以来審査員全員好きなのですが、その中でもパクジェボムさん大好きです。アルバム良かったです。 中顔面がどうとかあの広告で初めて定義を知ったんですが。 世の中的に美容整形が普通になったからなのか、世の中に過剰に美容整…

『わたしたちに翼はいらない』 寺地はるな 著と、ガストのスクランブルエッグモーニング542円♡ 舞台は、都市から離れた大手電機メーカーの おひざ元で、人口20万人の街。 地元育ちでそのまま大人になっても 住み続けている3人の主人公の物語り。 管理会社の広報で働く園田律は、 子供時代のイジメを深く引きずり 大人になって再会したイジメ当事者に 殺意を抱く。 可愛いと言われ続けて大人になった 専業主婦の中原莉子は、「うちら最強！」 と信じていた、高校生時代と同じように 「今でも一軍」でいたいために 地元から出る勇気もない。 離婚したシングルマザー佐々木朱音は、 子ども時代のイジメに対して、 先生から…

都会に住んでいると「一人口は食えぬが二人口は食える」はマジだなぁと思う。普通に稼いでいるはずなのに生活にどんどん金が吸われていく。地方（と言っても名古屋とか仙台とかのレベル）に住んでいたらもうちょっと貯蓄なりなんなりできただろうなぁと思うが仕方がない。 夫婦や友人同士で暮らしている人を見ると「生活を互助できて羨ましい」という気持ちが湧く。そのリレーションシップが羨ましい、という気持ちがないでもないが、割合としては薄い。どちらかというと、リレーションシップを築くだけの器量と思いやりがあるのが羨ましい。金銭的・精神的な互助のため、また季節の移ろいとか日々の生活のよろこびやかなしみを分かち合うために…