スーパーロボット大戦シリーズに登場する、バンプレストオリジナルの架空のロボットアニメ作品及びオリジナルキャラクター&ロボットの共通設定、またはそこから派生したゲーム作品を指す。
初期シリーズ*1では「魔装機神サイバスター」という作品名だったが、商標の都合でゲームのタイトルとして使えなかったため、『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』に変更された*2。
独自の世界観がきちんと構築されており、『スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』として単独でゲーム化されたこともある意外としっかりとした設定を持つ。原作、世界観等の設定はウィンキーソフトの阪田雅彦氏によるものである。
1999年には『魔装機神サイバスター』のタイトルでアニメ化されたが、ストーリーや設定は大幅に改編されている。
ベースプロットはパロディっぽく「どこかで聞いたことあるような?」感じだが、深く考えなければ結構楽しめるので気にしてはいけない。
ウィンキーソフトがスーパーロボット大戦シリーズの開発から離脱してからは、スパロボに出演することは少なくなっていた。『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2』(とその移植版の『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』)にサイバスター、ヴァルシオーネ、グランゾンが登場し、『スーパーロボット大戦OG外伝』でネオ・グランゾンが登場したくらいである。他の機体は『スーパーロボット大戦α外伝』を最後にめっきり出番を失っていた。
しかし、ウィンキーソフトがスパロボシリーズの開発に復帰し、2010年に『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』が発売された。続編もリリースされ、2014年に発売された『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END』が完結編となっている。
作中の『魔装機神』は、地下にある異世界『ラ・ギアス』の『神聖ラングラン王国』で建造された16機の『魔装機』のうち、特に上位の
の4機のことを呼ぶものである。
サイバスターが『第2次スーパーロボット大戦』から先行して登場。残りの3機と舞台であるラ・ギアスは『スーパーロボット大戦EX』で初登場した。
タイトル | 機種 | 発売日 |
---|---|---|
スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL | スーパーファミコン | 1996年3月23日 |
真・魔装機神 PANZER WARFARE*3 | プレイステーション | 1999年11月25日 |
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL | ニンテンドーDS | 2010年5月27日 |
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD | プレイステーション・ポータブル | 2012年1月27日 |
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神I&II(初回限定生産) | ||
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE | プレイステーション3 | 2013年8月22日 |
プレイステーション・ヴィータ | ||
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END | プレイステーション3 | 2014年8月28日 |
*1:『第2次スーパーロボット大戦』『第3次スーパーロボット大戦』『スーパーロボット大戦EX』『第4次スーパーロボット大戦』の4作品のこと。DC戦争シリーズまたは旧シリーズとも呼ばれている。αシリーズ以降の新規作品では逆参戦という形式になっている
*2:http://blog.spalog.jp/?eid=515723
*3:ウィンキーソフトは関わっておらず、世界観・設定は独自のものとなっている。