輸入鯨肉が、久しぶりに国内市場に出回ります。 日本では、2019年に商業捕鯨が再開されましたが、供給が安定していません。 捕鯨を手がける共同船舶(東京都中央区)が、アイスランドから輸入した鯨肉を販売します。 同社が販売するのは、2月に山口県の港に入港した2,700トンです。 5月12日から、全国の卸売市場やメーカー、小売店に売り込みを始めました。 日本の商業捕鯨は、捕獲可能な海域が日本の領海内と排他的経済水域(EEZ)に限られていて、年間2,000トン弱の捕獲上限があるため、捕鯨国であるアイスランドからの輸入に踏み切りました。 1988年に商業捕鯨を停止して以降、日本国内の鯨肉は、調査捕鯨の副…