仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。妙法蓮華経の第十九章 法師功徳品をご説明します 法華経を翻訳した鳩摩羅什(くまらじゅう) ◎ 深妙の法音つぎに経文は舌の功徳を説く。五種の修行をしたならば、舌に無限の功徳がそなわることを説く。舌の功徳とは前に述べたように二つある。 一は食べ物の味がよくなること。一は自分の説法が多いなる効果をあげることである。 第二には清浄な舌で説法すればどうなるか。聴衆はその説法を聞いて大いなる喜びと豊かな心を味わうことができる。人間…