ぼくはこう生きている君はどうか作者:鶴見俊輔,重松清潮出版社Amazon今日は遅番だった。今朝、いつものようにイオンに行き午前中をクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの珠玉の音楽を聞いて過ごす。選んだ本は日本の著名な、押しも押されぬベストセラー作家・重松清と偉大な哲学者・鶴見俊輔の対談集『ぼくはこう生きている 君はどうか』だ。鶴見俊輔の著作を最近またかじるようになったことでこの本にも興味が向いたのだけれど、とても興味深い1冊だった。対談の流れを追っていると、彼らの簡明・明晰な言葉がとてもすんなりとぼくの中に入ってくることに驚かされた。彼らの意見(そして、彼らの思考のスタイルというか流儀)が…