鳥取県東部および兵庫北部で舞われる獅子舞。獅子頭が、1本角の生えた空想上の動物である麒麟の頭であることから、麒麟獅子と呼ばれる。1体の獅子の中に前足と後ろ足の2人が入る。胴体は一般的な緑の唐草模様ではなく、赤い布となっている。太鼓、笛、鐘の伴奏に合わせ、比較的ゆっくりとした大きな動きで舞う。
また麒麟獅子には真っ赤な仮面と衣装をつけた猩猩が付き従い、共に舞う。
水木しげるロードの妖怪ブロンズ像です。 このロードは、鳥取県境港市にあります。 今回の妖怪ブロンズ像は、麒麟獅子(き りじし)と、方相氏(ほうそうし)です。 麒麟獅子(きりじし) は、鳥取県や兵庫県に伝わる民族芸能です。 獅子舞の一種だが、麒麟がモチーフなため通常の獅子舞よりも面長な獅子頭で、 色は金色、一本角があり、耳が逆立っている。胴の幌は赤色で、背筋の部分は 黒色となっている。道化役として猩猩(しょうじょう~猿の一種)が登場する。 のだそうです。 方相氏(ほうそうし)は、古い節分の儀式「追儺式(ついなしき) に登場し、悪い鬼を追い払うという役目を務める鬼だそうです。なお、追儺式 は、今の…